【和婚】後悔しない会場選びのポイント！雰囲気別おすすめ会場も

2024年10月03日2024年12月11日

1. はじめに：和婚の魅力と会場選びの重要性

日本ならではの伝統的な美しさが魅力の和婚。古式ゆかしい儀式や着物、会場の雰囲気など、和婚には他のスタイルの結婚式にはない魅力が溢れています。

魅力	ポイント
厳かで美しい	日本の伝統美を体感できる
温かみのある雰囲気	家族や親族との絆を深められる
写真映え抜群	和装が映えるロケーション

しかし、和婚を実現するためには、式場選びが非常に重要です。なぜなら、会場によって、叶えられる結婚式のイメージや雰囲気が大きく異なるからです。理想の和婚を実現するためにも、自分たちにぴったりの会場を見つけることが、最高の結婚式への第一歩となります。

2. 和婚会場の種類と特徴

(1) ホテルウェディング

格式高い空間で、上質なサービスを受けられるのがホテルウェディングの魅力です。経験豊富なプランナーが多数在籍しており、サポート体制が充実しているため、初めて結婚式を挙げるカップルも安心して準備を進められます。

メリット	デメリット
設備やサービスが充実している	比較的費用が高額になりやすい
アクセスが良く、遠方からのゲストも安心	持ち込み料がかかる場合がある
ブランド力があり、安心感がある

ホテルによっては、神殿やチャペルなどの施設が併設されている場合があり、挙式と披露宴を同じ場所でできるのもメリットです。また、和婚に対応した婚礼衣装や料理のプランが用意されている場合が多いため、希望のスタイルを叶えやすいでしょう。

(2) 専門式場

和婚専門の式場は、その名の通り和の伝統や様式を熟知しており、建物から内装、庭園まで、和の美意識が随所に散りばめられています。経験豊富なプランナーも多く、和装に合うヘアメイクや着付け、写真撮影にも対応してくれるので安心です。

メリット	デメリット
和婚の知識・経験が豊富なプランナーがいる	他と比べて費用が比較的高くなる場合がある
設備やサービスが充実している	式場によっては持ち込みが制限される場合がある
和の雰囲気に統一された会場

(3) 神社仏閣

日本の伝統的な結婚式のスタイルである「神前式」を挙げられるのが神社仏閣です。厳かで神聖な雰囲気の中、夫婦の誓いを立てることができます。

メリット	デメリット
・厳かで神聖な雰囲気の中で式を挙げられる	・天候に左右されやすい
・歴史と伝統を感じられる会場	・収容人数が限られる場合がある
・日本の伝統的な結婚式のスタイルを体験できる	・他の会場と比べて費用が割高になる場合がある
・和装が映える	・飲食スペースがない場合もあるため、別途手配が必要な場合がある

神社仏閣での結婚式は、歴史と伝統を感じられる特別な体験になるでしょう。一方で、天候に左右されやすい点や、収容人数が限られる場合がある点は理解しておく必要があります。会場によっては、飲食スペースが併設されていない場合もあるため、事前に確認が必要です。

(4) レストランウェディング

和食レストランや、和の雰囲気を取り入れたレストランを貸し切って結婚式を行うことができます。会場によっては、庭園や個室など、和の趣を感じられる空間が用意されている場合もあります。

メリット	デメリット
上質な料理を楽しめる	収容人数が限られる場合がある
おしゃれでアットホームな雰囲気	演出や設備が限られる場合がある
レストランならではのきめ細やかなサービスを受けられる	ほかの会場と比べて費用が高くなる場合がある

レストランウェディングは、美味しい料理を囲んでアットホームな結婚式を挙げたいカップルにおすすめです。

(5) ゲストハウス

一軒家を貸し切って行うゲストハウスウェディングも人気です。他の結婚式と日程が重なることがなく、自由度の高いウェディングを実現できます。

メリット	デメリット
一軒家を貸し切ってプライベート感を楽しめる	比較的費用が高額になる場合がある
自分たちの好みに合わせた自由な演出ができる	融通が利かない場合もある
アットホームな雰囲気を作りやすい	ゲストの人数によっては利用できない場合がある

装飾や演出、料理など、自分たちのこだわりを詰め込める点が最大の魅力です。ガーデンウェディングや、和装に合う畳の空間など、ゲストハウスによって個性もさまざまです。持ち込み可能なアイテムも多いので、オリジナリティあふれる結婚式を挙げたいカップルにおすすめです。

3. 雰囲気で選ぶ！おすすめ会場

(1) 格式高い厳かな雰囲気

由緒正しき伝統が息づく、厳かな雰囲気の結婚式を希望するカップルにおすすめなのが、以下のような会場です。

会場	特徴
神社仏閣	長い歴史の中で受け継がれてきた風格が魅力。厳粛な神前式や仏前式を執り行うことができます。
由緒あるホテル	格式高いホテルには、歴史を感じさせる重厚感のあるチャペルや神殿を備えている場合が多くあります。洗練されたサービスと相まって、ワンランク上の結婚式を実現できます。

これらの会場では、雅楽の生演奏や巫女の舞など、伝統的な演出を取り入れることも可能です。衣装も、白無垢や色打掛、紋付袴など、格式高いものを選ぶと、より一層厳かな雰囲気を演出できます。

歴史と伝統が織りなす厳かな空間は、二人の門出を祝う場にふさわしい格調の高さを演出してくれるでしょう。

(2) おしゃれで洗練されたモダンな雰囲気

伝統的な和の要素を残しつつも、現代的なエッセンスを取り入れた、スタイリッシュな結婚式を挙げたいカップルにおすすめなのが、モダンな雰囲気の会場です。

会場の特徴	説明
建築様式	ガラスや金属など、現代的な素材を活かしたスタイリッシュな空間
庭園	洗練されたデザインの枯山水やライトアップなど、都会的な雰囲気
衣装	白無垢や色打掛だけでなく、洋風のウェディングドレスにも合う会場
演出	プロジェクションマッピングなど、最新技術を取り入れた演出も可能

和と洋のテイストをバランス良く取り入れることで、洗練された、それでいて温かみのある、印象的な結婚式を演出できます。創造性を活かして、自分たちらしさを表現できる会場を選びましょう。

(3) 緑あふれるナチュラルな雰囲気

自然に囲まれたナチュラルな雰囲気での結婚式は、開放感があり、ゲストとの距離も近くなると人気です。ガーデンウェディングや、緑豊かなロケーションでの写真撮影など、自然を満喫できる演出も魅力です。

会場タイプ	メリット	デメリット	おすすめポイント
ガーデン付きレストラン	緑を感じながら美味しい料理を楽しめる	天候に左右される場合がある	天候の良い時期にガーデンを活用した演出を取り入れる
日本庭園のある料亭	和の趣と自然が調和した美しい空間	収容人数が限られる場合がある	季節の花や緑を活かした写真撮影を行う
自然公園内の施設	広大な自然の中で開放的な結婚式ができる	アクセスが不便な場合がある	送迎バスなどを用意してゲストへの配慮を忘れずに

自然豊かな会場を選ぶ際は、天候による影響も考慮し、雨天時の代替プランなども確認しておきましょう。また、虫よけ対策なども必要となります。

(4) アットホームな温かい雰囲気

親族や親しい友人だけで行う少人数の結婚式に人気なのが、アットホームな雰囲気の会場です。
ゲストとの距離が近いので、一人ひとりとゆっくり会話ができたり、感謝の気持ちを伝えやすかったりと、温かい結婚式を実現できます。

会場タイプ	特徴
一軒家貸切型ゲストハウス	まるで自宅にゲストを招待するような感覚で、ゆったりとくつろげるのが魅力。
レストランウェディング	少人数でも貸切にできるレストランなら、アットホームな雰囲気に。 familiarな空間で、ゲストとの距離も縮まります。

アットホームな雰囲気の会場では、以下のような演出もおすすめです。

写真やムービーをたくさん使って、思い出を共有する
ゲスト一人ひとりに向けたメッセージカードを用意する
手作りのアイテムで会場を飾る

これらの演出を取り入れることで、ゲストへ感謝の気持ちが伝わるだけでなく、記憶にも残る特別な一日になるでしょう。

4. 会場選びでチェックすべきポイント

(1) 雰囲気：自分たちのイメージに合うか

会場の雰囲気は、結婚式全体の印象を大きく左右する要素の一つです。和婚と一言で言っても、格式高い雰囲気やモダンな雰囲気、アットホームな雰囲気など、会場によってその個性はさまざまです。自分たちが思い描く結婚式のイメージを明確にし、それに合った雰囲気の会場を選びましょう。

雰囲気	特徴	こんなカップルにおすすめ
格式高い雰囲気	由緒ある建築様式や、伝統的な和の空間が魅力。	しきたりや格式を重んじるカップル、厳かな雰囲気の中で結婚式を挙げたいカップル
おしゃれで洗練されたモダンな雰囲気	和の要素を取り入れつつ、現代的なデザインや演出を取り入れたスタイリッシュな空間が魅力。	伝統と現代的なセンスを融合させたいカップル、おしゃれな結婚式にしたいカップル
緑あふれるナチュラルな雰囲気	庭園や自然光を取り入れた、開放感あふれる空間が魅力。	自然に囲まれたアットホームな結婚式を挙げたいカップル、リラックスした雰囲気で過ごしたいカップル
アットホームな温かい雰囲気	木の温もりを感じられる、落ち着いた和やかな空間が魅力。	ゲストとの距離が近い、温かい結婚式を挙げたいカップル、手作り感のある結婚式にしたいカップル

例えば、厳かな雰囲気の中で結婚式を挙げたいカップルであれば、歴史ある神社仏閣や、伝統的な日本家屋を思わせる会場がおすすめです。反対に、カジュアルな雰囲気でゲストとの時間を大切にしたいカップルであれば、緑あふれるガーデンウェディングができる会場や、レストランウェディングができる会場が良いでしょう。

(2) アクセス：ゲストにとって来やすい場所か

結婚式は、新郎新婦にとって大切な一日であると同時に、ゲストにとっても特別な日です。だからこそ、ゲストが無理なく参列できるよう、アクセス面にも配慮することが重要になります。

項目	チェックポイント
駅からの距離	最寄り駅から徒歩何分かかるか、送迎バスの有無
駐車場の有無	台数、料金体系
主要都市からのアクセス	遠方からのゲストが多い場合は、空港や新幹線駅からのアクセスも考慮
周辺の交通状況	渋滞しやすい場所ではないか、公共交通機関の運行状況

上記以外にも、高齢のゲストや小さな子供連れのゲストが多い場合は、会場までの道のりの段差やエレベーターの有無なども確認しておくと安心です。

ゲストにとって負担の少ないアクセス方法を検討し、誰もが気持ちよく結婚式を迎えられるよう配慮しましょう。

(3) 収容人数：ゲスト全員が収容できるか

会場の収容人数は、ゲストの人数を決める前に確認しておきましょう。招待したいゲスト全員が収容できる会場を選ぶことは、会場選びにおいて非常に重要です。

会場規模の目安	人数	適した会場
小規模	2～50名程度	料亭、レストラン、ゲストハウスなど
中規模	50～100名程度	ホテル、専門式場、一部の神社仏閣など
大規模	100名以上	広い宴会場を持つホテル、専門式場など

上記はあくまで目安であり、会場によって収容人数は異なります。招待状発送前に最終的なゲストの人数を確定し、会場の収容人数と照らし合わせることが重要です。特に、ピークシーズンである春や秋に結婚式を予定している場合は、早めに会場を押さえる必要があります。余裕を持った会場選びを心がけましょう。

(4) 料理：和食のメニューは充実しているか

和婚の際には、結婚式に参列するゲストをもてなす料理も重要な要素です。和婚では、日本ならではの食材や調理法を生かした和食が喜ばれます。会場を選ぶ際には、和食のメニューが充実しているかどうかも重要なチェックポイントです。

項目	チェックポイント
メニュー内容	和食のコース料理、または和洋折衷のコース料理があるか旬の食材を使った料理が提供されるかゲストの年齢層に合わせたメニューがあるか（高齢のゲスト向け、子供向けなど）アレルギー対応など、個別対応が可能か
試食	実際に料理を試食できる機会があるか試食の際に、味や盛り付け、量などを確認できるか

上記以外にも、飲み物の種類やドリンクメニューの内容も確認しておきましょう。特に、日本酒や焼酎、日本茶など、和食に合う飲み物が充実しているかどうかも大切です。ゲストに最高の料理と飲み物でもてなし、心に残るひとときを過ごしてもらいましょう。

(5) 費用：予算内に収まるか

会場によって、費用は大きく異なります。ほとんどの会場では、1名あたりにかかる費用と、最低保証人数が設定されています。そのため、招待客の人数が予算に大きく影響します。

項目	内訳例
会場費	挙式料、披露宴会場費、控室料など
料理・飲み物	コース料理、ドリンク、ケーキなど
衣装	花嫁衣装、花婿衣装、着付け料など
装花	会場装花、ブーケ、ブートニアなど
写真	アルバム、撮影料など
その他	招待状、席次表、引き出物、サービス料など

上記以外にも、演出内容によって費用は大きく変動します。見積もりを取る際は、以下の点を必ず確認しましょう。

見積もりに含まれているもの
持ち込み可能なもの
キャンセル料

納得のいくまで、しっかりと確認することが大切です。

(6) 演出：希望の演出は可能か（持ち込みはできるか）

和婚ならではの演出を検討する上で、会場側がどこまで対応してくれるのか、持ち込みは可能なのかは重要なポイントです。契約前に確認しておきましょう。

項目	確認内容（例）
演出設備	和楽器の演奏は可能か、音響設備や照明設備は希望に合うか
持ち込み	持ち込み料はかかるか、持ち込み可能なものは何か（衣装・装飾品など）
演出内容	鏡開きや餅つきなど、希望する演出は可能か
その他	演出の打ち合わせはいつできるか、担当者は誰か

これらの項目を事前に確認しておくことで、イメージ通りの演出を実現できる可能性が高まります。演出内容によっては外部の業者を手配する必要も arises、その場合は会場側との連携が不可欠になります。スムーズな結婚式運営のためにも、しっかりと確認しておきましょう。

5. まとめ：後悔しない会場選びで最高の結婚式を

会場選びは、和婚の成功を左右すると言っても過言ではありません。一生に一度の結婚式を最高の思い出にするためには、自分たちの理想の結婚式を叶えられる会場を見つけることが重要です。

後悔しない会場選びのためにも、以下のポイントを参考にしながら、式場見学や相談を行いましょう。

	チェックポイント
雰囲気	自分たちのイメージに合っているか
アクセス	ゲストにとって負担にならない場所か
収容人数	招待するゲスト全員が収容できるか
料理	和食のメニューは充実しているか、ゲストの口に合うか
費用	予算内に収まるか
演出	希望の演出は可能か（持ち込みはできるか）