ゲスト参加型も！結婚式の余興に代わるおしゃれな演出アイデア集

2024年09月16日2024年12月10日

1. はじめに：結婚式の余興、最近はおしゃれな演出にシフトチェンジ！

かつて結婚式の定番といえば、ゲストによる歌やダンスなどの余興が主流でした。しかし、最近では従来の余興に代わって、ゲストも新郎新婦も楽しめるおしゃれな演出が人気を集めています。

従来の余興	おしゃれな演出
ゲストによる出し物中心	ゲスト参加型や新郎新婦主体の演出
準備や練習に時間や手間がかかる	比較的手軽に準備できる
内輪ネタになりがち	ゲスト全員が楽しめる内容

このように、時代の変化とともに結婚式の演出も多様化しています。従来の余興に代わる、新しい結婚式の演出について、詳しく見ていきましょう。

2. 余興なしが選ばれる理由：ゲストも新郎新婦も嬉しいメリットって？

(1) ゲストの負担を軽減できる

近年では、結婚式の準備や参加にかかるゲストの負担を考慮し、余興を依頼しないケースが増えています。従来の余興では、準備に時間や費用がかかるだけでなく、練習のためのスケジュール調整なども必要でした。

項目	詳細
時間	仕事やプライベートの時間を削って、余興の準備をする必要がある
費用	衣装や小道具など、場合によっては高額な費用が発生することもある
スケジュール調整	メンバーが集まって練習する時間を確保する必要がある

これらの負担を軽減することで、ゲストは心から結婚式を楽しめるようになります。また、新郎新婦もゲストに気兼ねなく、ゆっくりと歓談したり、感謝の気持ちを伝えたりすることができます。結婚式は、新郎新婦とゲスト、双方にとって特別な日であるからこそ、お互いに負担なく、楽しい時間を共有できるよう、配慮することが大切です。

(2) 披露宴の時間を有効活用できる

結婚式の披露宴は、限られた時間の中で行われます。従来の余興の時間を作らないことで、その時間を有効活用できるというメリットがあります。例えば、歓談の時間を長くしたり、新郎新婦とゲストがゆっくりと話せる時間を設けることができます。

メリット	説明
歓談の時間を長く取れる	ゲスト同士が交流する時間を増やし、リラックスした雰囲気で結婚式を楽しめます。
新郎新婦とゲストとの会話時間を増やせる	ゲスト一人ひとりとゆっくり話せる時間を確保することで、感謝の気持ちを直接伝えることができます。
ゆったりと食事を楽しめる	時間に追われることなく、ゲストはゆっくりと食事や会話を楽しむことができます。

このように、時間を有効活用することで、ゲストと新郎新婦双方にとって、より満足度の高い結婚式にすることができるでしょう。

(3) 新郎新婦とゲストの距離が縮まる

従来の余興では、新郎新婦は舞台上でそれを鑑賞することになり、ゲストも席に座って鑑賞する形が一般的でした。そのため、どうしても新郎新婦とゲストの間に距離が生まれてしまいがちです。

しかし、近年人気のゲスト参加型演出や、新郎新婦自らが行う演出を取り入れることで、自然とゲストとの距離が縮まり、一体感を生み出すことができます。

例えば、以下のような演出は、新郎新婦とゲストが近い距離でコミュニケーションを取ることができるため、アットホームな雰囲気を作ることができます。

演出例	内容
テーブルラウンド	各テーブルを回り、ゲストと写真撮影や会話を楽しむ。
ゲスト参加型ゲーム	ゲスト全員が参加できるゲームを行い、一体感を演出する。
サプライズプレゼント	ゲストに感謝の気持ちを込めたプレゼントを、直接手渡しする。

これらの演出を通して、ゲストは「祝福する気持ち」をより強く感じることができ、新郎新婦にとっても心に残る一日となるでしょう。

3. 結婚式を盛り上げる！ゲスト参加型演出アイデア5選

(1) テーブルラウンドで全員と写真撮影

テーブルラウンドとは、新郎新婦が各テーブルを周り、ゲスト一人ひとりと会話や写真撮影を楽しむ演出です。ゲスト全員とゆっくり話す時間を取りたいという方にぴったりです。

メリット	説明
ゲストとゆっくり話せる	各テーブルに滞在するため、一人ひとりとしっかり会話ができる点が魅力です。
自然な笑顔の写真が残せる	リラックスした雰囲気の中で撮影できるため、ゲストの自然な笑顔を引き出すことができます。
ゲストとの距離が縮まる	会話を通してゲストと親睦を深めることができ、アットホームな雰囲気を演出できます。

テーブルラウンドは、写真撮影だけでなく、ゲストへのちょっとしたプレゼントを渡したり、ゲームやクイズを取り入れたりすることで、さらに盛り上がります。

(2) ゲーム・クイズ大会で会場一体に

ゲームやクイズ大会は、ゲスト全員が参加しやすく、会場全体が一体となって楽しめる人気の演出です。特に、新郎新婦に関する問題や、ゲストも回答しやすい問題を盛り込むと、自然と笑顔が溢れる時間になるでしょう。

＜ゲーム・クイズ大会のアイデア例＞

内容	説明
新郎新婦クイズ	新郎新婦に関するクイズをゲストに出題！二人のことをもっとよく知ってもらいましょう。
ゲスト参加型ビンゴ大会	結婚式にちなんだ言葉や、新郎新婦にまつわるエピソードを盛り込んだビンゴゲームで盛り上がりましょう！
イントロクイズ	結婚式で使う曲や、二人の思い出の曲のイントロクイズで、会場全体が音楽で一つに！
ジェスチャーゲーム	お題に沿って新郎新婦がジェスチャー！ゲストに当ててもらい、笑顔とコミュニケーションが生まれます。

ゲームの景品は、新郎新婦からゲストへの感謝の気持ちを表す、ささやかなプレゼントがおすすめです。

(3) サプライズ演出で感動を共有

結婚式という特別な日に、ゲストへの感謝の気持ちを込めたサプライズ演出を取り入れてみてはいかがでしょうか。感謝の気持ちを伝えるだけでなく、会場全体に感動と笑顔を共有できる演出アイデアをいくつかご紹介します。

演出アイデア	説明
フラッシュモブ	ゲストが突如踊り出し、新郎新婦へのサプライズ！一体感と感動を生み出す人気の演出です。
サプライズメッセージビデオ	事前に撮影したゲストからのメッセージビデオを上映。心温まるメッセージに感動すること間違いなしです。
サプライズプレゼント贈呈	両親やゲストへ感謝の気持ちを込めたプレゼントを贈呈。感謝の気持ちが伝わるだけでなく、心に残る思い出になるでしょう。
逆サプライズでゲストを驚かせよう！	ゲストが予想もしないサプライズ演出は、驚きと感動を与え、結婚式をさらに盛り上げます。

これらのサプライズ演出は、プロに依頼することも、自分たちで企画することも可能です。新郎新婦やゲストにとって忘れられない一日となるよう、心を込めて演出を考えましょう。

(4) ムービー上映で感謝の気持ちを伝える

ムービー上映は、ゲストへの感謝の気持ちを伝えられる人気の演出です。新郎新婦の生い立ちや出会い、ゲストへのメッセージなどを盛り込むことで、心温まる時間を共有できます。

上映するムービー例

ムービーの種類	内容例
生い立ちムービー	幼少期からの写真で成長を振り返る
ラブストーリー	出会いのきっかけや思い出の場所を紹介
メッセージムービー	ゲストへの感謝の言葉や結婚式の感想を伝える

上映するムービーは、自作する場合と業者に依頼する場合があります。自作する場合は、時間に余裕を持って準備を始めましょう。また、業者に依頼する場合は、イメージに合う業者を carefully 選定することが大切です。

(5) ウェルカムスペースでゲストをおもてなし

ウェルカムスペースは、ゲストが最初に訪れる場所であり、結婚式の第一印象を決める大切な空間です。この空間を工夫することで、ゲストをおもてなししましょう。例えば、結婚式のテーマに合わせた装飾や、ふたりらしさを表現できるアイテムを取り入れてみましょう。

おすすめアイテム	説明
ウェルカムボード	結婚式の日付や二人の名前を入れた看板
写真立て	二人の思い出の写真やゲストとの写真を飾る
メッセージカード	ゲストへのメッセージや感謝の気持ちを伝える
ドリンクコーナー	ウェルカムドリンクを用意してくつろいでもらう

ウェルカムスペースでの演出は、ゲストに楽しんでもらえるだけでなく、待ち時間を退屈させない効果もあります。結婚式のテーマや雰囲気に合った、おしゃれで思い出に残る空間を作り上げてみましょう。

4. 個性を演出！新郎新婦が主役の演出アイデア5選

(1) 特技披露で会場を盛り上げる

おふたりだけの個性を発揮できる演出として、特技披露は定番の人気を誇ります。歌やダンス、楽器演奏など、得意分野を活かしてゲストを魅了しましょう。

特技	説明
歌	得意な歌を一曲披露したり、ゲスト参加型のカラオケ大会なども盛り上がります。
ダンス	華麗なダンスで会場を魅了しましょう。新郎新婦で息の合ったダンスを披露すれば、ゲストも感動すること間違いなしです。
楽器演奏	美しい音色で会場を包み込みましょう。ピアノやバイオリンなど、落ち着いた雰囲気の演出にも最適です。
パフォーマンス	マジックやジャグリングなど、見ている人を飽きさせないパフォーマンスは、結婚式をより一層華やかにします。

ただし、あくまでも結婚式の主役は新郎新婦であることを意識し、自己満足にならないよう、ゲストも楽しめる内容であるかを考慮することが大切です。

(2) オリジナルムービーで感謝を伝える

オリジナルムービーは、感謝の気持ちを伝えたいという新郎新婦にぴったりの演出です。制作会社に依頼してクオリティの高いムービーを作ることもできますが、近年では自作のムービーを上映するカップルも増えています。

メリット	デメリット
低予算で制作できる	制作に時間と手間がかかる
自分たちの想いを自由に表現できる	機材やソフトの知識が必要な場合がある

自分たちで制作する場合、写真や動画編集アプリなどを活用すると、比較的簡単にムービーを作ることができます。新郎新婦の生い立ちや馴れ初めを振り返るスライドショーや、ゲストへの感謝のメッセージビデオなど、アイデア次第で様々なムービーを作成できます。

(3) サプライズ演出でゲストをアッと驚かせる

結婚式の楽しい雰囲気の中、ゲストをあっと驚かせるサプライズ演出を取り入れてみませんか？ここでは、ゲストも新郎新婦も巻き込む、サプライズ演出のアイデアをご紹介します。

演出アイデア	説明
フラッシュモブ	ダンスや歌の演出にゲストを巻き込み、会場全体で一体感を味わえます。
サプライズゲスト登場	ゲストには内緒で、新郎新婦にとって大切な人を招待する演出は、感動と驚きを与えます。
ドッキリ映像	事前に準備したドッキリ映像を流し、ゲストを笑顔にしましょう。
逆サプライズ	ゲストから新郎新婦へのサプライズは、感謝の気持ちを伝える良い機会になります。
サプライズプレゼント	抽選会などでゲストにプレゼントを用意しておくと、会場が盛り上がります。

上記はほんの一例です。これらのアイデアを参考に、ふたりの結婚式のテーマやゲストに合わせて、オリジナルのサプライズ演出を考えてみましょう。

(4) おしゃれな演出アイテムで会場を彩る

おしゃれな演出アイテムを取り入れて、会場の雰囲気をガラリと変えてみてはいかがでしょうか。新郎新婦のセンスが光る、とっておきの空間を演出できます。

例えば、次のようなアイテムが挙げられます。

アイテム	説明
ネオンサイン	ウェルカムスペースやフォトブースに設置すると、おしゃれで写真映えする空間になる
ガーランド	結婚式の日付やイニシャル、メッセージなどをあしらったガーランドは、空間を華やかに彩る定番アイテム
キャンドル	テーブルコーディネートにキャンドルを取り入れると、ロマンチックで温かみのある雰囲気に
ドライフラワー	ブーケやテーブル装花にドライフラワーを使うと、ナチュラルでおしゃれな印象に
バルーン	空間を華やかに演出するアイテムとして人気が高い。巨大バルーンや、ヘリウムガスで浮かせるバルーンなど、さまざまな種類がある

これらのアイテムを、結婚式のテーマや会場の雰囲気に合わせて選ぶことが大切です。また、DIYに挑戦してみるのも良いでしょう。世界に一つだけのオリジナルアイテムで、結婚式の会場を彩りましょう。

5. 演出アイデア選びのポイント

(1) ゲスト層に合わせた内容にする

どんな演出がゲストにとって心地よいと感じるかは、結婚式のゲスト層によって大きく異なります。年齢層はもちろん、趣味嗜好や関係性も考慮して、ゲストみんなが楽しめる内容にしましょう。

ゲスト層	例：おすすめ演出
親族中心	・感謝の気持ちを込めた手紙朗読・昔の写真を使ったムービー上映
友人が多い	・ゲーム大会で一体感を演出・ダンスパフォーマンスで盛り上げる
会社関係のゲストが多い	・格式に沿った演出を取り入れる・落ち着いた雰囲気のムービー上映
小さな子どもが多い	・子どもも参加できる簡単なゲーム・プレゼント抽選会

上記はあくまで一例です。ゲスト一人ひとりの顔を思い浮かべながら、喜んでくれそうな演出を検討してみましょう。例えば、高齢のゲストが多い場合は、席を移動せずに楽しめる演出を検討するなど、ゲストへの配慮が大切です。

(2) 結婚式のテーマ・コンセプトに合わせる

結婚式全体のテーマやコンセプトと演出の雰囲気を揃えることも大切です。

例えば、ナチュラルウェディングなら、

ゲスト参加型のフラワーシャワー
手作り感あふれるムービー上映

など、テーマに合った演出を取り入れてみましょう。

結婚式のテーマと演出例をまとめた表を参考に、イメージを膨らませてみてください。

テーマ	演出例
ナチュラルウェディング	ゲスト参加型フラワーシャワー、手作り感あふれるムービー上映
ガーデンウェディング	デザートビュッフェ、屋外でのゲーム大会
和装結婚式	和楽器の演奏、鏡開き
スタイリッシュな結婚式	プロジェクションマッピング、おしゃれなカクテルパフォーマンス

このように、テーマに沿って演出を選ぶことで、結婚式全体に統一感が生まれ、より洗練された印象を与えることができます。テーマに合った演出は、ゲストの記憶にも残りやすくなるでしょう。

(3) 会場や時間帯に適した演出を選ぶ

結婚式場の広さや設備、時間帯によって、最適な演出は異なります。演出内容が会場の雰囲気や広さに合っていないと、ゲストに楽しんでもらえないだけでなく、せっかくの演出効果も半減してしまいます。

例えば、大人数向けの広い会場なら、ゲスト全員が参加できるようなゲームやクイズ大会、新郎新婦の姿が見えやすいサプライズ演出などがおすすめです。反対に、少人数向けの会場やレストランウェディングなら、テーブルラウンドでゲスト一人ひとりとゆっくり会話したり、アットホームな雰囲気のムービー上映などが良いでしょう。

また、時間帯も重要な要素です。日中の明るい時間帯なら、ガーデンウェディングなど屋外での演出もおすすめです。一方、夜の時間帯なら、キャンドルや照明を使った幻想的な演出が会場の雰囲気を盛り上げてくれます。

会場	時間帯	おすすめの演出例
広い会場	昼間	ゲスト参加型ゲーム、大規模なサプライズ演出など
	夜間	照明を使った幻想的な演出、ダンスパフォーマンスなど
狭い会場	昼間	テーブルラウンド、アットホームなムービー上映など
	夜間	キャンドルを使った演出、落ち着いた雰囲気の演奏など

このように、会場や時間帯に適した演出を選ぶことで、ゲストに楽しんでもらいながら、ふたりらしい結婚式を実現できます。

(4) 無理のない範囲で準備する

結婚式準備は何かと忙しいものです。演出に力を入れすぎて、準備が負担にならないように注意しましょう。新郎新婦の負担を軽減するためのポイントを紹介します。

準備のポイント	具体的な方法
スケジュールに余裕を持つ	演出に必要な準備期間を逆算し、余裕を持ったスケジュールを立てる。
分担して進める	プランナーや友人など、周りの人に協力を依頼する。
外注できるものはプロに任せる	ムービー制作や演出アイテムなど、クオリティを重視したいものはプロに依頼する。
自分たちにできる範囲で考える	無理のない範囲で、できることを取り入れる。
完璧主義になりすぎない	多少のハプニングも結婚式の良い思い出になると考える。

上記を参考に、無理せず、自分たちらしい結婚式を作り上げていきましょう。