ゲスト感動!結婚式披露宴の入場演出アイデア|曲・演出方法・注意点を解説

目次

1. はじめに:ゲストを感動させる入場演出の重要性

結婚式は、おふたりの人生の新たな門出を祝う特別なイベントです。そして、披露宴は、これまでお世話になった方々へ感謝の気持ちを伝え、共に過ごす大切な時間となります。

なかでも、披露宴の幕開けを飾る入場シーンは、ゲストの期待感が最高潮に達する瞬間です。おふたりの登場を待ちわびていたゲストの心に、感動と喜びを与えるインパクトの強い演出が求められます。

演出の目的効果
ゲストに感動を与える結婚式への期待感を高める
おふたりの個性を表現するゲストの記憶に残る結婚式にする
披露宴のテーマを印象付ける式全体の雰囲気を決定づける
おふたりとゲストの気持ちを一つにする一体感を生み出し、祝福ムードを高める

最高の結婚式にするために、入場演出は重要な要素です。後述する様々な演出アイデアを参考に、おふたりらしい入場シーンを検討してみましょう。

2. 結婚式披露宴の入場シーンの定番演出

(1) 親御様と入場

親御様と入場する演出は、これまで育ててくれた感謝の気持ちを伝えられる定番の演出です。両家の親御様もバージンロードを歩くという貴重な体験を通して、結婚式という特別な日を分かち合うことができます。

演出パターン説明
両親と新郎新婦の4名で入場両親から新郎新婦へ、そして新しい未来へと想いを繋ぐ演出になります。
新郎は母親、新婦は父親と入場これまでの感謝を伝えながら、エスコートしてもらう形になります。
新郎入場後、父親と入場する新婦と合流父親から新郎へ、新婦を託すという感動的な演出になります。

入場曲は、感謝の気持ちを表現できるような感動的な曲を選ぶのがおすすめです。また、親御様と入場する際は、感謝の言葉を伝えたり、花束を渡したりする演出を加えると、より一層感動的なシーンになります。

(2) フラワーシャワー

フラワーシャワーは、入場と同時にゲストから花びらを浴びせてもらう演出です。幸せを祈る意味が込められており、華やかさも演出できます。

メリットデメリット
華やかで写真映えする花粉が気になる場合がある
ゲスト参加型で一体感を生む後片付けが必要
比較的低コストで実現できる

フラワーシャワーを行う際には、以下の点に注意しましょう。

  • 使用後の花びらの回収:会場によっては、生花の花びらが使用できない場合があります。造花や、フラワーシャワー用のリボンやペーパーアイテムの使用も検討しましょう。
  • ゲストの立ち位置:ゲストが安全にフラワーシャワーを行えるよう、立ち位置を事前に決めておきましょう。
  • 風の影響:風の強い日などは、花びらが舞い上がりやすいため注意が必要です。

ゲストと一体となり、笑顔溢れる入場シーンを演出できるフラワーシャワーは、定番ながらも魅力的な演出と言えるでしょう。

(3) 生演奏

結婚式の入場シーンをドラマティックに彩るなら、生演奏はいかがでしょうか。プロの奏でる美しい音色は、感動的な雰囲気を演出し、ゲストの心を惹きつけます。

楽器編成雰囲気メリット
ピアノソロ上品で落ち着いた雰囲気格式高い会場にも馴染みやすい
ストリングス華やかで厳かな雰囲気教会式やホテルウェディングに最適
ジャズバンドおしゃれで大人な雰囲気レストランウェディングやナイトウェディングにおすすめ
和楽器和装に合う厳かで雅な雰囲気神前式や和婚にぴったり

生演奏で使用する楽曲は、定番のウェディングソングから、おふたりの思い出の曲まで選ぶことができます。事前に演奏者とイメージを共有し、希望に合った楽曲や雰囲気を相談しましょう。

3. 個性を演出する! ゲストの記憶に残る入場アイデア5選

(1) サプライズ入場

ゲストをあっと驚かせたい!そんなお二人にはサプライズ演出を取り入れた入場がおすすめです。ここでは、ゲストが思わず笑顔になるような、サプライズ入場演出のアイデアをご紹介します。

演出アイデア内容
フラッシュモブゲストが巻き込まれるサプライズ演出!事前にダンサーやシンガーに依頼しておきましょう。
お色直し入場からのサプライズ披露宴中盤のお色直し入場でガラリと雰囲気を変えて、ゲストの印象に残るサプライズを。
再入場でゲスト参加型のサプライズ再入場時にゲスト全員と写真撮影をしながら入場するなど、ゲスト参加型の演出も人気です。

上記はほんの一例です。お二人の希望やゲストの顔ぶれなどを考慮して、最高のサプライズ演出を企画しましょう。

(2) ムービーを使った入場

ムービーを使った入場は、ゲストの心を惹きつける人気の演出です。映像と音楽、そしておふたりの登場シーンを組み合わせることで、ドラマティックな演出を実現できます。

メリットデメリット
他の演出と組み合わせやすい制作費用がかかる場合がある
おふたりの生い立ちや想いを伝えられる再生時間や演出内容の調整が必要

<ムービーを使った入場アイデア例>

  • オープニングムービーからの入場:披露宴の始まりと同時に、おふたりの生い立ちやラブストーリーを上映し、ムービーのラストシーンでおふたりが登場する演出
  • プロフィールムービー風入場:ゲストへの感謝の気持ちを込めたメッセージと共に、おふたりの写真や映像を上映しながら入場する演出
  • サプライズ入場:ゲストが見ている映像からおふたりが突然登場する、サプライズ感のある演出

ムービーの内容や演出方法によって、感動的な雰囲気から笑顔溢れる雰囲気まで、さまざまな演出が可能です。

(3) 音楽を使った入場

音楽は結婚式の雰囲気を大きく左右する要素の一つです。入場シーンにこだわりの音楽を取り入れることで、ゲストの印象に残る演出が期待できます。

選曲雰囲気演出例
アップテンポな曲明るく楽しい雰囲気笑顔で手拍子をしながら入場
しっとりとしたバラード感動的でロマンチックな雰囲気スポットライトを浴びながらゆっくりと入場
映画やドラマの主題歌世界観を演出作品のイメージに合わせた衣装や演出を取り入れる
思い出の曲おふたりらしさを表現曲にまつわるエピソードを司会者に紹介してもらう
和装に合う雅楽や伝統音楽格式高く厳かな雰囲気神前式や和装での披露宴に最適

上記はあくまでも一例です。おふたりのテーマや好みに合わせて、自由な発想で音楽を選びましょう。

(4) 光を使った入場

光を使った入場は、幻想的でドラマチックな雰囲気を演出できる人気の演出です。

演出例説明
キャンドルを使った入場ゲスト一人ひとりにキャンドルを持ってもらい、新郎新婦がその間を通って入場します。温かい光に包まれた、感動的な入場シーンを演出できます。
スポットライトを使った入場暗転した会場で、スポットライトが新郎新婦を照らし出すことで、主役の登場を印象的に演出できます。
プロジェクションマッピングを使った入場会場全体に幻想的な映像を投影することで、まるで別世界にいるような、非日常的な空間を演出できます。

光を使った演出は、会場の広さや天井の高さによって効果が大きく変わるため、事前に会場の特徴を把握しておくことが重要です。また、他の演出との組み合わせ方によって、さらに印象的な入場シーンを作り出せます。

(5) アイテムを使った入場

アイテムを使った演出は、ゲストの印象に残りやすく、結婚式後も話題にしやすいというメリットがあります。 例えば、風船やフラッグなど、持ち運びしやすいアイテムを使うと、ゲストも巻き込んだ演出が実現します。

アイテム演出例費用目安
バルーンゲストにバルーンを持ってもらい、新郎新婦入場時に一斉に天井に放つ20,000円~
フラッグゲストが振るフラッグに、新郎新婦へのメッセージやイラストを描いてもらう10,000円~
スパークラーゲストが持つスパークラーで光のアーチを作り、その間を新郎新婦が歩く15,000円~

費用はアイテムや演出内容によって変動しますので、事前に確認しておきましょう。

4. 入場演出を成功させるためのポイント

(1) 会場とのバランス

結婚式場によって、天井の高さや広さ、通路の幅、階段の有無など、会場の構造はさまざまです。 披露宴会場に合わない演出を選んでしまうと、せっかくの演出が台無しになってしまう可能性も。 例えば、

演出内容会場例
広範囲にわたる演出(スモークなど)天井の高い会場
迫力のある演出ゲストとの距離が近い会場

上記のように、演出内容と会場の広さや構造のバランスを考慮することが重要です。 演出イメージを膨らませる際は、会場のどこにどんな演出が最適か、事前に式場担当者としっかり相談しましょう。 会場の広さや構造に合った演出を選ぶことで、ゲスト全員に楽しんでもらえる入場シーンを作り上げることができます。

(2) ゲストへの配慮

ゲスト全員が心から楽しんでくれるように、配慮すべき点は以下の点が挙げられます。

項目内容具体的な例
時間配分入場演出に時間をかけすぎない歓談や食事の時間が短くならないよう、時間配分を事前に確認
安全性ゲストが危険を感じたり、怪我をしてしまうような演出は避ける通路を広く確保する、演出で使用する物は安全性を確認する
視認性ゲスト全員が新郎新婦の姿を見やすいように配慮する高身長のゲストが多い場合は、高砂を高くする、後方の席にも配慮した演出にする
アレルギー対応演出で使用するアイテムにアレルギー物質が含まれていないか確認するフラワーシャワーやキャンドルサービスなど、ゲストが触れる可能性のあるもの

上記以外にも、高齢のゲストや小さな子供連れのゲストへの配慮も大切です。演出内容を事前に伝えておく、席の近くまで移動して挨拶するなどの配慮も検討しましょう。

(3) 演出会社との連携

演出会社に依頼する場合には、綿密な打ち合わせが成功の鍵となります。演出内容はもちろんのこと、会場との連携やスケジュール管理など、確認すべき点は多岐に渡ります。

項目内容
演出内容の確認イメージを具体的に伝え、認識を共有しましょう。
スケジュール調整当日の流れを把握し、スムーズな進行を目指しましょう。
会場との連携設備の確認や配置など、事前に会場側と調整しておきましょう。
料金体系の確認追加料金が発生する可能性なども含めて、事前に確認しておきましょう。
緊急時の対応トラブル発生時の対応策について、事前に確認しておきましょう。

上記以外にも、疑問点や不安な点は遠慮なく演出会社に相談しましょう。円滑なコミュニケーションを通して、イメージ通りの入場演出を実現しましょう。

5. 演出事例:テーマ別の入場シーンを紹介

(1) 感動的な入場

ゲストの涙を誘う、感動的な入場シーンを演出したいカップルへおすすめのアイデアを紹介します。

演出アイデア説明
キャンドルリレーゲストからゲストへ灯していくキャンドルの光は、会場全体を温かな雰囲気で包み込みます。
親御様からの手紙&ラストバイトバージンロードを歩く前に、親御様から感謝の言葉を伝えてもらう演出です。普段は照れくさくて言えない想いを伝えられる感動的な演出になります。
生演奏と歌の組み合わせプロの歌手や演奏家による生演奏は、感動的な空間を演出します。おふたりの思い出の曲や、感謝の気持ちを込めた曲をリクエストしてみましょう。

感動的な演出は、照明や音楽との組み合わせによって、さらに心に残るシーンになります。ゲストへの感謝の気持ちを込めて、最高の演出を考えましょう。

(2) おしゃれな入場

おしゃれな雰囲気の結婚式場を選んだのであれば、入場シーンも雰囲気を合わせておしゃれに演出してみましょう。

演出例説明
ドレスの色当てゲームゲストに新婦のカラードレスの色を予想してもらい、入場時に正解発表を行う演出です。
バルーン装飾と組み合わせた入場会場全体をバルーンで飾り付けたり、ゲストにバルーンを持ってもらい、華やかな雰囲気の中を入場します。
照明を使ったドラマチックな入場スポットライトやムービングライトなどを使い、新郎新婦をドラマチックに照らし出すことで、印象的な入場シーンを作り出せます。

上記はほんの一例です。おふたりのテーマカラーや結婚式のテーマに合わせた演出を取り入れてみましょう。

(3) みんなで楽しめる入場

ゲストも巻き込んで、一体感を味わえる演出を取り入れれば、会場全体が笑顔と感動に包まれるでしょう。

演出例説明
ゲスト参加型ダンス新郎新婦もゲストと一緒にダンス!事前に練習動画を共有しておくと、より一体感が高まります。
フラッシュモブ突如としてゲストが踊り出すサプライズ演出!ゲストの一部だけが事前に練習しておくことで、よりサプライズ感が増します。
ブーケプルズならぬキャンディプルズ独身女性だけでなく、ゲスト全員が参加できるよう、お菓子をプルズする演出も人気です。
ウェルカムハイタッチ入場と同時にゲスト一人ひとりとハイタッチ!笑顔溢れる、アットホームな雰囲気を演出できます。
写真撮影タイムを取り入れた入場各テーブルを回りながら写真撮影をしながら入場する演出もおすすめです。ゲストとの距離も縮まり、思い出に残る時間になるでしょう。

賑やかな演出で、ゲスト全員が笑顔になれるような、忘れられない入場シーンを作り上げていきましょう。

6. まとめ:おふたりらしい入場演出で最高の結婚式を

結婚式は、おふたりの人生における大切な節目です。そして、披露宴の入場は、ゲストの期待が高まる瞬間であり、結婚式全体の印象を大きく左右するシーンでもあります。

これまでご紹介した定番演出や個性的なアイデアを参考に、おふたりの個性を表現できる、最高の入場シーンを創り上げましょう。

演出のポイント具体例
ゲストへの感謝を伝える笑顔で手を振ったり、ゲストとの距離を縮て感謝の気持ちを伝えましょう。
テーマやコンセプトとの一貫性結婚式のテーマカラーや世界観に合わせた演出で、会場全体に統一感を。
オリジナリティおふたりの思い出の曲やアイテムを取り入れて、世界に一つだけの演出を。

結婚式のテーマや会場の雰囲気、そして何よりもおふたりの希望を叶える、最高の入場演出で、忘れられない結婚式にしましょう。

よろしければシェアをお願いします!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

気になる演出や機材詳細についてなど、
お気軽にご相談ください