結婚式は感謝を伝える日にしたい!誰に何を伝える?演出アイデア&感謝例文集

目次

1. はじめに:結婚式は感謝を伝える日

結婚式は、人生で最も幸せな瞬間の一つであり、新しい章の始まりを祝う特別な日です。

そして、結婚式は、これまでお世話になった方々への感謝の気持ちを伝える絶好の機会でもあります。

対象感謝の気持ち
両親今まで育ててくれた愛情と支えに対する感謝
兄弟姉妹共に過ごした時間や思い出に対する感謝
祖父母・親族温かい見守りや支えに対する感謝
友人楽しい時を共にした友情に対する感謝
ゲスト全員結婚式に参列してくれたことへの感謝

日頃なかなか伝えられない感謝の気持ちを、結婚式という特別な場で伝えることで、より一層心に残る一日となるでしょう。

2. 誰に感謝を伝える?

2.1 両親へ

結婚式は、これまで二人を育ててくれた両親への感謝の気持ちを伝える絶好の機会です。 言葉では伝えきれない「ありがとう」の気持ちを、結婚式という特別な日に伝えましょう。

結婚式の準備を通して、改めて両親の偉大さ、愛情の深さに気付かされることも多いのではないでしょうか。 普段は照れくさくて言えない感謝の気持ちも、結婚式の感動的な雰囲気の中でなら素直に伝えられるはずです。

感謝の気持ちの例
・今まで大切に育ててくれてありがとう
・あなたの子供に生まれてきて本当によかった
・いつも味方でいてくれてありがとう
・あなたの娘・息子と結婚できることを嬉しく思います
・これからは二人で幸せな家庭を築いていきます

これらの気持ちを言葉で伝えるだけでなく、手紙やプレゼントなど、形に残るもので感謝の気持ちを表現するのもおすすめです。

2.2 兄弟姉妹へ

結婚式という人生の晴れ舞台には、長い年月を共に過ごしてきた兄弟姉妹の存在も欠かせません。楽しいことや辛いこと、様々な経験を共有してきたからこそ、感謝の気持ちを伝えたいと考える方も多いのではないでしょうか。

照れくさくて普段はなかなか言えない感謝の言葉も、結婚式という特別な日なら素直に伝えられるかもしれません。

表現方法具体的な内容
口頭で伝える挙式・披露宴のスピーチなどで、楽しかった思い出や感謝の気持ちを直接伝える。
手紙で伝える感謝の気持ちを手紙にしたためて、直接渡したり、スピーチで読み上げたりする。
サプライズ演出に組み込む兄弟姉妹に向けた特別な演出を用意して、感謝の気持ちを伝える。
プレゼントを贈る感謝の気持ちを込めて、二人で選んだプレゼントを贈る。

上記はあくまで一例です。どのような方法で感謝を伝える場合でも、ありのままの気持ちを伝えることが大切です。

2.3 祖父母・親族へ

祖父母や親族は、これまでの人生において温かく見守ってくれてきた存在ではないでしょうか。結婚式という特別な場だからこそ、日ごろの感謝の気持ちを伝えてみましょう。

伝えたい感謝の気持ち具体的なエピソード
幼い頃からの愛情昔一緒に遊んだ思い出、節目節目でくれたプレゼント、進学や就職の際に背中を押してくれた言葉など
結婚を喜んでくれたこと結婚の報告をした時、結婚が決まったことを誰よりも喜んでくれた、結婚式の準備を手伝ってくれたなど
これまで支えてくれたこと病気や辛い時に支えてくれた、経済的に援助してくれたなど
今後も温かく見守ってほしいという気持ちこれからは夫婦として新しいスタートを切るが、これからも変わらず温かく見守ってほしいという気持ち

上記以外にも、感謝を伝えたい気持ちがあれば、遠慮なく伝えてみましょう。伝え方は、直接言葉で伝える方法や手紙を読む方法など、さまざまな方法があります。

2.4 友人に

学生時代や社会人になってからなど、長い年月を経て共に過ごしてきた友人には、結婚式という晴れの場を迎えることができた喜びを分かち合い、感謝の気持ちを伝えましょう。

結婚式に招待する友人は、これまでの人生における大切な思い出を共にしてきたかけがえのない存在です。楽しいことや辛いことを分かち合い、支えてくれた友人への感謝の気持ちを伝えることで、結婚式がより温かいものになるでしょう。

感謝の気持ちを伝えるポイント具体例
具体的なエピソードを交えて感謝を伝える「いつも相談に乗ってくれてありがとう」「〇〇な時、励ましてくれて嬉しかった」など
結婚式に招待できた喜びを伝える「あなたと出会えて本当に良かった」「今日は一緒に楽しい時間を過ごせて嬉しいです」など
今後の友情への願いを込めて伝える「これからもずっと、友達でいて下さい」「結婚しても、遊びに行こうね」など

これらのポイントを心掛けることで、感謝の気持ちがより一層伝わるでしょう。

2.5 ゲスト全員に

結婚式という大切な場に足を運んでくれたゲスト全員にも、感謝の気持ちを伝えたいですよね。直接伝えることのできないゲストもいるため、さまざまな方法で感謝の気持ちを表現しましょう。

結婚式に参列してくれたゲスト全員への感謝の気持ちを伝える方法は、主に以下の3つです。

方法説明
挙式・披露宴中の言葉で伝える挙式後や披露宴の最後に、ゲスト全員に向けて感謝の言葉を述べます。
サプライズ演出で伝えるサプライズでゲスト参加型の演出を取り入れ、一体感を演出することで感謝の気持ちを伝えます。
アイテムに込めて伝える席札やメッセージカード、引き出物など、感謝の気持ちを込めたメッセージを添えましょう。結婚式のテーマに合わせたアイテムを選ぶのもおすすめです。

ゲスト全員への感謝の気持ちを伝える際には、形式ばった言葉ではなく、心を込めて感謝の気持ちを伝えましょう。また、感謝の気持ちとともに、結婚式が素敵な思い出になったことを願う言葉も添えると良いでしょう。

3. 結婚式で感謝を伝える演出アイデア

3.1 挙式中の演出

– 3.1.1 ベールダウン

挙式で最も感動的なシーンのひとつであるベールダウンは、感謝の気持ちを伝える演出として最適です。新婦のこれまでの人生を表すベールを母親に下ろしてもらうことで、愛情と感謝を直接伝えられます。

表現具体的な内容
感謝の言葉「今まで育ててくれてありがとう」「今日までたくさんの愛情を注いでくれてありがとう」
ハグベールダウン後、母親と抱き合って感謝の気持ちを伝え合う
プレゼント感謝の気持ちを込めて、花束や手紙などを手渡す

上記以外にも、ベールダウンの際に感謝の気持ちを込めた手紙を読む演出も人気です。新婦の素直な気持ちが伝わる感動的な演出となるでしょう。

– 3.1.2 誓いの言葉

挙式で必ず行う「誓いの言葉」。 永遠の愛を誓うこの場面も、感謝の気持ちを伝える大切な機会になります。 「これから共に人生を歩む決意」とともに、これまでの人生を支えてくれたことへの感謝を織り交ぜてみましょう。

例えば、シンプルな誓いの言葉の中に、感謝の言葉を一言添えることができます。

誓いの言葉例文
「これからの人生、楽しいときも苦しいときも、共に手を取り合い、支え合って生きていくことを誓います。」「これまで私たちを支え、温かく見守ってくださった皆様に感謝を込めて、これからの人生、楽しいときも苦しいときも、共に手を取り合い、支え合って生きていくことを誓います。」

このように、感謝の気持ちを込めることで、より心に残る「誓いの言葉」になります。

– 3.1.3 親族席への挨拶

挙式後、親族席への挨拶は、結婚の承認と感謝を直接伝える貴重な機会です。形式ばった挨拶ではなく、感謝の気持ちを込めて、忌み言葉を避けながら、自分たちらしい言葉で伝えましょう。

親族席への挨拶の例

挨拶の内容例
新郎「本日はこのような素晴らしい式を挙げていただき、誠にありがとうございます。皆様からの温かいお祝いの言葉を胸に、〇〇(新婦)と力を合わせて、笑顔あふれる温かい家庭を築いていきたいと思います。」
新婦「〇〇(新郎)さんと共に、皆様のような温かい家庭を築けるよう、精一杯努力してまいります。これからもご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。」

ポイント

  • 感謝の気持ちを伝える
  • 未来への決意を述べる
  • 短く締めくくる

親族席への挨拶は、緊張する場面ではありますが、感謝の気持ちを込めて、自分たちらしい言葉で伝えることが大切です。上記を参考に、自分たちの気持ちを言葉にしてみましょう。

3.2 披露宴中の演出

– 3.2.1 サンクスムービー

披露宴の定番演出になりつつあるサンクスムービーは、感謝の気持ちを伝えるのに最適な演出です。新郎新婦の生い立ちや、これまでお世話になった方々への感謝の気持ちを込めて、写真や動画で振り返ります。

サンクスムービーで流す内容例

内容説明
新郎新婦それぞれの生い立ち幼少時代の写真や動画を使用し、成長を振り返ります。
家族との思い出家族旅行や誕生日など、家族との温かいエピソードを交えながら写真を紹介します。
友情を育んだ時間学生時代や社会人になってからの友人との写真や動画で、友情を育んできた軌跡を振り返ります。
ゲストへの感謝のメッセージサンクスムービーの最後に、結婚式に参列してくれたゲストへの感謝のメッセージを伝えます。

感謝の気持ちを込めたメッセージやBGMを添えることで、感動的なムービーが完成します。上映中は、ゲストも一緒に新郎新婦のこれまでの人生を振り返り、感動を共有できるでしょう。

– 3.2.2 サンクスバイト

「サンクスバイト」とは、新郎新婦からお世話になった人にケーキを食べさせてあげる演出のことです。感謝の気持ちを込めて、直接「ありがとう」を伝えることができます。

対象内容
両親これまでの感謝を込めて
兄弟姉妹いつも支えてくれてありがとう
祖父母長寿の願いを込めて
友 人結婚式の準備を手伝ってくれた、など

サンクスバイトは、ケーキカットやファーストバイトの後に行うのが一般的です。感謝の気持ちを込めた演出で、結婚式をより一層感動的なものにしていきましょう。

– 3.2.3 ケーキカット・ファーストバイト

ケーキカット・ファーストバイトは、結婚式の定番演出でありながら、感謝の気持ちを伝える演出としてアレンジすることができます。

演出説明誰に感謝を伝える?
ケーキカット新郎新婦が協力してケーキ入刀を行うことで、新しい門出と未来を象徴する演出です。ゲスト全員
ファーストバイトケーキカット後、新郎新婦がお互いにケーキを食べさせ合う演出です。新郎→新婦:感謝と愛情を込めて
新婦→新郎:労いの気持ちとサポートの約束を込めて

特にファーストバイトは、両親やお世話になった方へ感謝の気持ちを込めて食べさせてもらう「サンクスバイト」としてアレンジされることが多くなっています。

– 3.2.4 スピーチ・手紙

結婚式のスピーチや手紙は、感謝の気持ちを伝える絶好の機会です。ここでは、誰のスピーチで誰への感謝を伝えるのか、具体的な例を挙げてご紹介します。

話し方対象者内容例
新郎スピーチ両親今まで育ててくれた感謝の気持ち、新婦への想い、これから二人で築いていく未来への決意などを伝えます。
新婦スピーチ両親感謝の気持ちに加え、新郎と出会ってからのエピソードや結婚を決めた理由などを交えながら、これからの決意を伝えます。
両親スピーチ新郎新婦これまでの感謝と労いの言葉とともに、結婚に対する喜びと、二人の未来に対する期待を込めて贈ります。
友 人 スピーチ新郎または新婦新郎新婦との思い出話や人柄を交えつつ、結婚の祝福と、これからの二人の未来に対する期待を伝えます。
手紙感謝を伝えたい相手(両親・友人など)スピーチとは違い、自分の気持ちをじっくりと伝えることができます。普段は照れくさくて言えない気持ちも、手紙なら素直に表現できるでしょう。

これらのスピーチ例はあくまでも一例です。それぞれの感謝の気持ちを込めて、自分らしい言葉で伝えましょう。

– 3.2.5 テーブルラウンド

テーブルラウンドとは、新郎新婦が各テーブルを回り、ゲスト一人ひとりと近い距離で会話や写真撮影を楽しむ演出です。感謝の気持ちを直接伝えられる貴重な機会なので、ぜひ取り入れてみましょう。

メリットデメリット
ゲスト一人ひとりと話せる時間を作れる時間配分が難しい場合がある
感謝の気持ちを直接伝えられる全員と話せない可能性がある
写真や会話の思い出をゲストと共有できる

テーブルラウンドを成功させるポイントは以下の通りです。

  • 時間配分: 各テーブルにかける時間を決めておく
  • 会話のきっかけ: メッセージカードなどを用意しておくと、会話が弾みます。
  • 感謝の言葉: 短くても良いので、感謝の気持ちを伝えてみましょう。

テーブルラウンドは、ゲスト一人ひとりと向き合い、感謝の気持ちを伝えることができる素敵な演出です。ぜひプランナーさんと相談しながら、取り入れてみてはいかがでしょうか。

– 3.2.6 エンドロール

披露宴の締めくくりに上映されるエンドロールは、ゲスト一人ひとりの顔と名前を見せながら、結婚式という特別な一日の余韻に浸ってもらえる演出です。感謝の気持ちを込めたメッセージを添えることで、心に残るエンディングを演出できます。

メリットデメリット
感動的な演出になる制作費がかかる場合がある
ゲスト一人ひとりに感謝を伝えられる時間配分の調整が必要

エンドロールで流すメッセージは、結婚式全体を通しての感謝の言葉を入れる、ゲストの名前を一人ずつ表示する際に個別メッセージを添える、など様々な方法があります。新郎新婦で相談して、どのようなエンドロールにするか決めましょう。

例えば、以下のようなメッセージが考えられます。

  • 本日は誠にありがとうございました
  • 温かい祝福に感謝いたします
  • これからも二人をよろしくお願いします

上記以外にも、感謝の気持ちを表す言葉はたくさんあります。ぜひ、新郎新婦で話し合って、感謝の気持ちを込めた素敵なエンドロールを作成してください。

3.3 アイテムを使った演出

– 3.3.1 席札

席札は、ゲスト一人ひとりに用意する結婚式の必須アイテムです。ゲストの名前やテーブル番号を記載するのが一般的ですが、感謝の気持ちを伝えるメッセージを添えることで、感謝の気持ちが伝わる素敵な演出になります。

席札に書くメッセージ例

伝えたい相手メッセージ例
両親「お父さん、お母さん、今までありがとう。今日はゆっくり楽しんでいってください。」
兄弟姉妹「〇〇(名前)へ\n今日はありがとう!\n素敵なパートナーに出会えて本当に幸せです。」
友人「〇〇(名前)へ\n今日は来てくれてありがとう!\n楽しい時間を一緒に過ごせて嬉しいです。これからもよろしくね!」

感謝のメッセージは、相手との関係性や伝えたい気持ちに合わせて自由にアレンジしてみましょう。手書きのメッセージは、より気持ちが伝わるのでおすすめです。結婚式のテーマカラーやテーマに合わせたデザインにしたり、写真入りの席札にしたりするのも良いでしょう。

– 3.3.2 メッセージカード

結婚式で感謝を伝えるアイテムとして人気なのがメッセージカードです。 メッセージカードは、感謝の気持ちを直接伝えることができるアイテムです。 伝えたい相手に合わせたメッセージを添えることで、より気持ちが伝わるでしょう。

対象者メッセージ例
両親「今まで育ててくれてありがとう。これからもよろしくお願いします。」
兄弟姉妹「いつも味方でいてくれてありがとう。これからも仲良くしてください。」
祖父母「結婚式に来てくれてありがとう。これからも長生きしてください。」
「結婚式に来てくれてありがとう。これからもずっと、友達でいて下さい。」
ゲスト全員「本日はこのような素晴らしい式に参列いただき、誠にありがとうございます。皆様のおかげで、忘れられない一日となりました。今後とも、変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。」

結婚式のテーマや、伝えたい相手に合ったメッセージカードを用意して、感謝の気持ちを伝えましょう。

– 3.3.3 引き出物

引き出物は、ゲスト一人ひとりに感謝の気持ちを伝えることができるアイテムです。ゲストの顔を思い浮かべながら、感謝の気持ちのこもった引き出物を贈りましょう。

例えば、以下のような引き出物が考えられます。

引き出物説明
名入れギフト名前やイニシャルを入れたグラスやタオルなどは、特別感があり、感謝の気持ちが伝わるでしょう。
地元の特産品結婚式場の地元や、新郎新婦の出身地の特産品は、ゲストへのおもてなしになります。
カタログギフトゲストが自分の好みに合わせて選べるので、喜ばれる可能性が高いでしょう。
実用的なアイテム日用品や食品など、ゲストが日常生活で使えるものを贈るのも良いでしょう。
結婚式や新生活をイメージさせるアイテム例えば、新婚旅行先で有名なものや、新しい生活を始めるのに便利なアイテムなどを贈ると、結婚式の思い出とともに、感謝の気持ちが伝わるでしょう。

引き出物を選ぶ際には、ゲストの年齢層や好みに合わせて選ぶことが大切です。また、メッセージカードを添えて、感謝の気持ちを伝えるのも良いでしょう。

4. 感謝の気持ちを伝える例文集

4.1 両親への感謝の言葉

結婚式は、今まで育ててくれた両親への感謝の気持ちを伝える絶好の機会です。 ここでは、感謝の気持ちを伝える例文をシーン別に紹介します。

シーン例文
挙式・披露宴の始め・本日は、お忙しい中、私たちの結婚式にご出席いただきまして誠にありがとうございます。
私たちを今日まで温かく見守り、育ててくださった両親に、心より感謝申し上げます。
スピーチ・お父さん、お母さん、本日はこのような素晴らしい式を挙げていただき、本当にありがとうございます。
今日までたくさんの愛情を注いで育ててくれたこと、心から感謝しています。
手紙・お父さん、お母さん、いつもありがとう。結婚して家を出ることに寂しさを感じますが、
二人で力を合わせて幸せな家庭を築いていきたいと思います。これからも見守っていてください。
サンクスバイト・お父さん、お母さん、いつも美味しいご飯をありがとう。
これからは二人で力を合わせて、美味しいご飯を作っていきます。
花束贈呈・お父さん、お母さん、今日は本当にありがとうございます。
感謝の気持ちを込めて、この花束を贈ります。これからもどうぞよろしくお願いします。

上記はあくまで例文なので、ご自身の気持ちに合う言葉にアレンジして、感謝の気持ちを伝えてみてください。

4.2 兄弟姉妹への感謝の言葉

結婚式という晴れ舞台では、これまでの人生を共に歩んできた兄弟姉妹へ、感謝の気持ちを伝えたいと考える方も多いでしょう。

しかし、いざ感謝の言葉を伝えようと思っても、

  • 「照れくさくて、どんな言葉を贈ればいいか分からない」
  • 「感謝の気持ちはたくさんあるけれど、うまくまとめられない」

と悩んでしまう方もいるかもしれません。

そこで、ここでは兄弟姉妹への感謝の気持ちを伝える例文を、シチュエーション別に紹介します。

シチュエーション例文
結婚式のスピーチで感謝を伝える場合「(新郎新婦の名前)へ。結婚おめでとう。(兄弟姉妹の名前)へ。今日は本当にありがとう。いつも味方でいてくれて感謝しています。これからも頼ることがたくさんあると思いますが、どうぞよろしくお願いします。」
結婚式のメッセージカードに感謝の気持ちを添える場合「(兄弟姉妹の名前)へ。今日は来てくれてありがとう。いつも相談に乗ってくれて感謝しています。(新郎新婦の名前)のこと、これからもよろしくお願いします。」
両親への手紙の中で、兄弟姉妹への感謝も伝える場合「(兄弟姉妹の名前)へ。いつもありがとう。あなたがいてくれて本当に心強いです。これからも仲良くしてください。」

これらの例文を参考に、ご自身の気持ちに寄り添った言葉で感謝の気持ちを伝えてみてください。

4.3 祖父母・親族への感謝の言葉

祖父母や親族は、長い年月を見守り、支えてくれた存在です。結婚式の特別な日に、感謝の気持ちを伝えていきましょう。直接伝えるのが恥ずかしい場合は、手紙を読んだり、ムービーでメッセージを流したりするのもおすすめです。

感謝の気持ちを伝える例文

伝えたい気持ち例文
結婚を報告し、感謝の気持ちを伝える・〇〇(祖母)へ。今日のように素敵な日を迎えることができたのも、〇〇(祖母)のおかげです。
今後の抱負を伝える・これからは〇〇(祖父)のように温かい家庭を築いていきたいと思います。
これまでの感謝を伝える・〇〇(叔父)がいつも優しくしてくれたこと、忘れません。
今後も変わらぬお付き合いをお願いする・これからも二人を温かく見守ってください。
何かあれば頼りにしたいという気持ちを伝える・未熟な二人ですが、何かと頼らせていただくこともあるかと思いますが、よろしくお願いします。

これらの例文を参考に、ご自身の気持ちに寄り添った言葉で感謝の気持ちを伝えてみてください。

4.4 友人に感謝の言葉

友人に向けて、感謝の気持ちを伝える例文をご紹介します。学生時代からの長い付き合いのある友人、社会人になってからの友人など、それぞれの関係性にあったメッセージを添えましょう。

友人との関係性例文
学生時代からの友人「〇〇(友人)と出会ったのは、もう〇年前か。長い間、いつもそばで笑わせてくれてありがとう。\nこれからもずっと、友達でいてね。」
社会人からの友人「〇〇(友人)とは、仕事の愚痴を言い合ったり、励まし合ったり、たくさんの時間を過ごしてきました。\nこれからも、良き理解者でいて下さい。」
共通の趣味の友人「〇〇(友人)とは、△△(共通の趣味)を通じて出会いましたね。\n一緒に△△(共通の趣味)をする時間が、本当に楽しくて、大切な時間でした。\nこれからも、色々なことを共有しましょう。」

上記はあくまで例文なので、ご自身の言葉で感謝の気持ちを伝えてみましょう。伝えたいことがたくさんある場合は、手紙を用意するのもおすすめです。

4.5 ゲスト全員への感謝の言葉

結婚式という特別な日に、皆様からあたたかい祝福をいただき、誠にありがとうございます。皆様の笑顔と祝福の言葉が、私たちにとって何よりの宝物です。

本日はお忙しい中、私たちのために時間を作っていただき、心より感謝申し上げます。皆様との素敵な思い出を胸に、これから夫婦として、共に支え合い、笑顔あふれる温かい家庭を築いていきたいと思っております。

至らない点も多々あるかと思いますが、今後とも変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

本日は誠にありがとうございました。

感謝の気持ちを伝えるポイント

  • 結婚式に来てくれたことへの感謝を伝える
  • 忙しい中時間を作ってくれたことに触れる
  • 今後の抱負を伝える
  • 今後も変わらぬお付き合いをお願いする

シーン別例文

シーン例文
挙式後本日は、私たちのためにこのような素晴らしい式を挙げていただき、誠にありがとうございます。
披露宴の締めくくり本日は誠にありがとうございました。皆様の笑顔と祝福の言葉を胸に、これから二人で力を合わせて、笑顔あふれる温かい家庭を築いていきたいと思います。
ゲストを見送る際本日はお忙しい中、本当にありがとうございました。皆様との楽しい時間を忘れません。

これらの例文を参考に、自分たちらしい感謝の言葉をゲストに伝えましょう。

5. まとめ:感謝の気持ちを込めて最高の結婚式を

結婚式は、人生の新たな門出を祝うと同時に、これまでお世話になった方々に感謝の気持ちを伝える特別な日でもあります。

当日来てくれるゲストはもちろん、結婚式という一大イベントの準備を手伝ってくれた人や、これまでの人生を支えてくれた人たちへ、改めて感謝の気持ちを伝えてみましょう。

直接言葉で伝えるだけでなく、演出やアイテムを工夫することで、より感謝の気持ちが伝わる結婚式になります。


感謝の気持ちを伝える方法は、以下の通り様々です。

方法
挙式中の演出ベールダウン、誓いの言葉、親族席への挨拶
披露宴中の演出サンクスムービー、サンクスバイト、スピーチ
アイテムを使った演出席札、メッセージカード、引き出物


どんな形であれ、感謝の気持ちを伝えることで、お二人にとっても、ゲストにとっても、心に残る一日になるはずです。

世界に一つだけの、感謝溢れる最高の結婚式を挙げましょう。

結婚式は、今まで育ててくれた両親への感謝の気持ちを伝える絶好の機会です。 ここでは、感謝の気持ちを伝える例文をシーン別に紹介します。

シーン例文
挙式・披露宴の始め・本日は、お忙しい中、私たちの結婚式にご出席いただきまして誠にありがとうございます。
私たちを今日まで温かく見守り、育ててくださった両親に、心より感謝申し上げます。
スピーチ・お父さん、お母さん、本日はこのような素晴らしい式を挙げていただき、本当にありがとうございます。
今日までたくさんの愛情を注いで育ててくれたこと、心から感謝しています。
手紙・お父さん、お母さん、いつもありがとう。結婚して家を出ることに寂しさを感じますが、
二人で力を合わせて幸せな家庭を築いていきたいと思います。これからも見守っていてください。
サンクスバイト・お父さん、お母さん、いつも美味しいご飯をありがとう。
これからは二人で力を合わせて、美味しいご飯を作っていきます。
花束贈呈・お父さん、お母さん、今日は本当にありがとうございます。
感謝の気持ちを込めて、この花束を贈ります。これからもどうぞよろしくお願いします。

上記はあくまで例文なので、ご自身の気持ちに合う言葉にアレンジして、感謝の気持ちを伝えてみてください。

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