結婚式演出は何を選ぶ?後悔しないための準備&選び方ガイド【一覧付き】

目次

1. はじめに:結婚式演出選びの重要性

結婚式は、おふたりにとってはもちろん、ゲストにとっても特別な一日です。
その特別な一日を彩る結婚式演出は、ふたりの思い出をより鮮やかにするだけでなく、ゲストの心にも残る大切な要素となります。

演出によって結婚式の雰囲気は大きく変わり、ゲストの満足度にも影響を与える可能性があります。
例えば、感動的な演出は、ゲストの心を温かくし、笑顔あふれる演出は、楽しい時間を共有することができます。

演出の例雰囲気メリット
キャンドルサービスロマンチック温かい雰囲気でゲストを包み込む
サプライズでゲストに手紙を読む感動的感謝の気持ちを伝えることができる
ゲスト参加型のゲーム賑やかゲスト同士の交流を生み出すことができる

このように、結婚式演出は、単なるイベントではなく、結婚式全体の満足度を左右する重要な要素と言えるでしょう。

2. 結婚式演出を選ぶ上での注意点

予算との兼ね合い

結婚式は何かと費用がかさむもの。演出にも費用がかかることを念頭に置き、予算とのバランスを取りながら決めましょう。

演出にかかる費用は、内容によって大きく異なります。例えば、

演出内容目安費用
ムービー演出(2本)10~20万円
生演奏15~30万円
巨大ウェディングケーキ15万円~

など、高額になりがちな演出もあります。

予算を抑えたい場合は、

  • 持ち込み可能な演出を選ぶ
  • 比較的安価な演出に絞る
  • DIYを取り入れる

などの工夫を検討してみましょう。

予算の範囲内で、自分たちらしい結婚式を演出できるよう、プランナーさんとよく相談することが大切です。

ゲストの顔ぶれ

結婚式には、親族や友人、会社関係など、様々な立場の方が参列します。演出を選ぶ際には、ゲスト全員が楽しめる内容であるかを意識することが大切です。

ゲスト層演出を選ぶ上でのポイント
親族年配の方にも配慮し、伝統的な演出や落ち着いた雰囲気の演出を取り入れると良いでしょう。
友人親しい友人であれば、カジュアルな雰囲気の演出や、二人らしい個性的な演出も喜ばれるでしょう。
会社関係会社の上司や同僚など、フォーマルな場にふさわしい、上品で華やかな演出を選ぶようにしましょう。

上記はあくまでも一例です。ゲストの年齢層や関係性に偏りがないか、招待状の返信状況を確認しながら、ゲスト全体の顔を思い浮かべながら演出を選ぶようにしましょう。

自分たちらしさ

結婚式は、ふたりのこれまでの人生や未来への想いを表現する場でもあります。そのため、ありきたりな演出ではなく、ふたりらしさを反映した演出を選ぶことが大切です。

具体的な内容
ふたりの趣味・共通点・旅行好きなら、旅行先の写真を使ったムービー演出や、各テーブルを世界の国々に見立てた装飾
・音楽好きなら、思い出の曲を生演奏したり、ゲストと一緒に歌える合唱を取り入れたり
ふたりの職業・保育士なら、園児からのビデオレターや、手遊び歌を取り入れた演出
・看護師なら、ゲストに聴診器の使い方を教えながら、新郎新婦の心音を聞いてもらう演出
ふたりのラブストーリー・プロポーズの言葉をテーマにしたケーキトッパー
・出会いのきっかけとなった場所を再現したフォトブース

上記はほんの一例です。大切なのは、ふたりでどんな結婚式にしたいのか、どんな想いを伝えたいのかをじっくり話し合い、ゲストの記憶に残る、世界にひとつだけの結婚式を作り上げることです。

3. 【シーン別】結婚式演出の定番&人気アイデア一覧

挙式編

– ベールダウン

挙式が始まる直前、花嫁は母親とバージンロードの手前に立ちます。神父または牧師の言葉に続いて、母親は花嫁のベールをそっと下ろします。

これまで愛情深く娘を育ててきた母親が、結婚という人生の大きな節目を前に最後の身支度を整える、美しく感動的な演出です。ベールダウンには、「魔除け」「愛情と幸福の象徴」などの意味が込められています。

演出説明
従来のベールダウン母親が一人でベールダウンを行います。
参加型ベールダウン母親と父親、または祖母も一緒にベールダウンを行います。

近年では、新郎の母親による「ベールアップ」も人気です。挙式後、新郎の母親が花嫁のベールを上げて、家族として迎えることを表現します。

– フラワーシャワー など

挙式後、チャペルから出てきた二人を祝福するのがフラワーシャワーです。ゲストが花びらをまき、華やかさを演出します。フラワーシャワーの他にも、ゲストの笑顔が溢れる演出の定番アイデアを見ていきましょう。

演出アイデア説明
フラワーシャワー色とりどりの花びらを浴びせて、華やかで幸せな空間を演出します。
ライスシャワー欧米では豊穣の象徴である米粒をまきます。日本でも、近年人気が高まっています。
バブルシャワーシャボン玉が美しく舞い上がり、幻想的な雰囲気を演出できます。
フェザーシャワー軽やかに舞い降りる羽根が、厳かなチャペルの雰囲気にも馴染みます。
ブーケトス未婚の女性ゲストに向け、花嫁がブーケを投げます。受け取ったゲストに幸せが訪れると言われています。
ブートニアセレモニーブーケトスで受け取った女性ゲストへ、新郎のブートニアを渡します。
バルーンリリースゲスト全員で一斉に風船を飛ばし、空へ願いを届けます。
ドロップ&フライ風船の中に羽根を入れて空へ放つ演出です。空に舞う様子は写真映えも抜群です。

これらの演出は、写真・動画に美しく残せることも魅力の一つです。ゲスト参加型の演出で、一体感と笑顔溢れる挙式を演出しましょう。

披露宴編

– ケーキカット

結婚式といえば、というほど定番の演出であるケーキカット。 2人で協力してケーキ入刀を行い、その後はカットしたケーキを食べさせあうファーストバイトを行います。

演出内容説明
ケーキ入刀大きなナイフを使って、新郎新婦で協力してケーキにナイフを入れます。
ファーストバイト新郎から新婦へ、新婦から新郎へ、ケーキを食べさせ合います。

ケーキカットは、ゲストからの注目度も高い演出です。 写真やビデオにしっかりと残しておきたい、という方は、事前にカメラマンに希望のカットを伝えておきましょう。 また、最近では、ケーキのデザインや入刀方法、ファーストバイトの方法をアレンジするカップルも増えています。 自分たちらしさを出すのもおすすめです。

– ファーストバイト

ファーストバイトは、結婚式披露宴の定番演出のひとつです。新郎新婦がお互いにケーキを食べさせ合う、というシンプルな演出ながら、ゲストを笑顔にできる場面を作れるのが魅力です。

ファーストバイトには、大きく分けて下記の2種類があります。

バイトの種類説明
ファーストバイト新郎から新婦へケーキを食べさせ合う演出。新婦から新郎へ食べさせ合う場合もある
セカンドバイト両親から新郎新婦へケーキを食べさせ合う演出。感謝の気持ちを込めて、ラストバイトと呼ばれることもある

演出として取り入れやすく、ゲストも盛り上がりやすいファーストバイトですが、下記のような点に注意しておくと、より楽しく、思い出深いものになるでしょう。

  • ケーキの大きさやファーストバイトの際の掛け声など、事前にプランナーさんと打ち合わせをしておく
  • 写真や動画を忘れずに撮影しておく

ファーストバイトは、結婚式の素敵な思い出のひとつとなるでしょう。

– ムービー演出 など

披露宴の定番演出であるムービー演出には、以下のような種類があります。

ムービーの種類内容演出のタイミング例
オープニングムービー披露宴の始まりを盛り上げる披露宴開始|
プロフィールムービー新郎新婦の生い立ちを紹介ケーキカット前
エンドロールムービー披露宴の締めくくり披露宴終了間際
サプライズムービー両親やゲストへの感謝の気持ちを伝える歓談中や花束贈呈

上記以外にも、新郎新婦の馴れ初めを面白く紹介する「ラブストーリームービー」や、ゲストへの感謝の気持ちを込めて手書きメッセージを流す「メッセージムービー」なども人気です。

ムービー演出は、ゲストの心を惹きつけ、感動的な雰囲気を作り出す効果があります。 高品質な映像制作会社に依頼するケースが多く、費用は内容やクオリティによって大きく異なります。

ゲスト参加型演出

– フォトブース

近年定番になりつつあるフォトブースは、結婚式の楽しい思い出を写真に残せる人気の演出です。プロのカメラマンに撮影してもらうだけでなく、ゲスト自身で自由に撮影できる点が魅力です。自由に使えるアイテムを用意しておけば、ゲスト同士の会話のきっかけにもなります。

フォトブースを成功させるポイントは、以下の2点です。

ポイント説明
テーマを決める結婚式のテーマに合った世界観を作ることで、写真映えが格段に向上します。
フォトブースを置く場所ゲストが待機時間などに気兼ねなく立ち寄れる、広々としたスペースを確保しましょう。

結婚式のテーマに合わせた装飾や小道具を用意したり、テーマカラーに合わせた衣装を用意するのもおすすめです。

– ドレス色当てクイズ など

ゲスト参加型の演出として人気が高いのが、花嫁のカラードレスの色当てクイズです。 受付や披露宴の開始前にゲストに予想してもらい、見事正解者したゲストの中から抽選でプレゼントを渡したり、正解者全員で記念撮影をしたりするなど、一体感を生み出すことができます。

その他、ゲストと一緒に盛り上がれる定番演出アイデアには下記のようなものがあります。

演出内容説明
メッセージツリーゲストにメッセージを書いてもらい、木のようなオブジェに飾る演出
ウェルカムスペースでのゲーム大会ジェンガやトランプなど、ゲストが自由に遊べるゲームを用意
寄せ書きゲスト全員から新郎新婦へのメッセージを集めて、大きな色紙やキャンバスに書き込んでもらう演出

このように、ゲスト参加型の演出は、ゲストに楽しんでもらいながら、結婚式をより記憶に残る一日とするための素敵な方法と言えるでしょう。

4. 演出を選ぶ上での疑問解決

演出は何個くらい入れるべき?

結婚式には、魅力的な演出がたくさんありますよね。あれもこれもと迷ってしまうかもしれませんが、「演出はあくまでも、結婚式を彩るスパイス」と捉えましょう。

盛り込みすぎると、スケジュールがタイトになり、ゲストとの歓談の時間が減ってしまうことも。

1日に何組も結婚式が行われる会場もあります。時間配分は事前にプランナーさんとしっかり相談し、無理のないスケジュールを立てましょう。

時間帯別演出数の目安
挙式1~3個
披露宴3~5個

上記はあくまで目安です。ゲストの人数や会場の広さによっても、適切な演出数は変わってきます。

たとえば、少人数の結婚式であれば、ゲスト参加型の演出を増やしてアットホームな雰囲気にするのも良いでしょう。

演出にかかる費用は?

演出内容によって費用は大きく変動します。演出会社に依頼する場合、内容によっては数十万円かかる場合もあるため、事前に見積もりを取ることが重要です。

演出内容費用相場備考
ムービー演出5~15万円程度制作会社や内容によって異なる
生演奏(バンド・楽器)10~30万円程度楽器や演奏時間によって異なる
キャンドルサービス2~5万円程度キャンドルの種類や本数によって異なる
バルーンリリース5~10万円程度バルーンの数や種類によって異なる

上記はあくまで目安です。演出会社への依頼以外にも、アイテムを手作りしたり、友人・知人に協力してもらうことで費用を抑えられる場合もあります。演出内容と予算を照らし合わせながら、自分たちに合った方法を検討しましょう。

演出の持ち込みはできる?

演出によっては、式場指定のものしか利用できないケースや、持ち込み料が発生する場合があります。希望する演出がある場合は、事前に式場に確認しておきましょう。

項目確認事項
持ち込みの可否演出内容によって持ち込み可能かどうか
持ち込み料発生する場合、金額はいくらか
その他サイズや仕様に関する制限事項

式場によっては、持ち込み可能な演出一覧表を用意している場合もあります。積極的に活用して、疑問点を解消しておきましょう。

また、外部の業者に依頼する場合も、同様に確認が必要です。式場との連携が必要な場合もあるため、事前に担当者に相談しておくとスムーズです。

5. まとめ:後悔しない結婚式演出を選ぼう!

結婚式は、人生で一度きりの特別なイベントです。悔いのないように、ふたりらしい結婚式を作り上げたいと考える方も多いのではないでしょうか?

結婚式演出は、結婚式全体の雰囲気を大きく左右する要素の一つです。演出選びは、予算、ゲスト、そして何よりも「ふたりらしさ」を大切に行いましょう。


この記事でご紹介した内容を参考に、下記の点を踏まえて、後悔のない結婚式演出を選んでくださいね。

ポイント詳細
予算演出にかかる費用や、持ち込み料なども考慮して検討しましょう。
ゲストゲストの年齢層や雰囲気に合った演出を選ぶことが大切です。
ふたりらしさテーマやコンセプトを決めたり、ふたりの思い出の場所やものを取り入れたりして、オリジナリティ溢れる結婚式にしましょう。


素敵な結婚式になりますように!

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