【憧れを叶える】ヨーロッパ風結婚式！定番演出から最新トレンドまでご紹介

1. はじめに：憧れのヨーロッパ風結婚式を叶えよう！

歴史と伝統が息づく街並み、美しい自然、洗練された文化…。 ヨーロッパには、結婚式に憧れを抱かせる魅力が溢れています。 「いつか、ヨーロッパのような結婚式を挙げてみたい」 そんな夢を抱いている方も多いのではないでしょうか？

しかし、いざヨーロッパ風結婚式を挙げるとなると、 「どんな演出を取り入れればいいか分からない…」 「イメージはなんとなくあるけれど、具体的に何をすればいいか決められない…」 と悩んでしまう方もいるかもしれません。

そこで、この記事では、ヨーロッパ風結婚式を検討されている方のために、定番演出から最新トレンドまでご紹介します。 ぜひこの記事を参考に、おふたりの夢を叶える、最高の結婚式を挙げてくださいね。

演出のテーマ例	イメージ
イタリア風	緑豊かなガーデンウェディングや、開放的なヴィラウェディング
フランス風	優雅で洗練された、お城での結婚式
イギリス風	由緒ある教会での挙式や、伝統的なホテルでの披露宴

次の章から、具体的な演出内容をご紹介していきます。

2. ヨーロッパ風結婚式を彩る！定番演出

(1) ブライズメイド＆アッシャー：大切な友人たちと過ごす特別な時間

ヨーロッパの結婚式では、花嫁・花婿の側に寄り添い、式を盛り上げる「ブライズメイド」と「アッシャー」の存在が欠かせません。

役割	ブライズメイド	アッシャー
服装	花嫁とのお揃いドレス	花婿とのお揃いタキシード
人数	複数名	複数名
主な役割	結婚式の準備をサポート	結婚式の準備をサポート

日本ではあまり馴染みがありませんが、大切な友人たちにお揃いの衣装で結婚式に参列してもらい、挙式から披露宴までを一緒に過ごすことで、より一層華やかで思い出深い一日になるでしょう。

ブライズメイドやアッシャーは、単なる友人ではなく、結婚式を成功させるための重要な役割を担います。 結婚式の準備を手伝ったり、当日はゲストを案内したり、スピーチや余興をしたりと、新郎新婦の負担を軽減してくれる心強い存在です。

友人たちとの絆を深め、結婚式をより特別なものにするブライズメイド＆アッシャーは、取り入れる価値のある演出と言えるでしょう。

(2) ブーケ・ブートニアセレモニー：伝統的な儀式でロマンチックな演出を

ブーケ・ブートニアセレモニーは、ヨーロッパに古くから伝わる結婚式の伝統的な儀式のひとつです。花嫁が持つブーケと、花婿の胸ポケットに飾るブートニアにまつわる、ロマンチックなエピソードが演出に華を添えます。

＜ブーケ・ブートニアセレモニーの流れ例＞

順番	内容	補足
1	花婿がゲストから一輪ずつ花を受け取る	花嫁へのプロポーズをイメージ
2	集めた花でブーケを作り、花嫁に贈る	結婚の承諾を意味する
3	花嫁はブーケを受け取った後、一輪の花を抜いて花婿の胸元に飾る	愛情と感謝の証

ブーケ・ブートニアセレモニーは、ゲスト参加型の演出を取り入れられる点も魅力です。ゲストも巻き込みながら、感動的なセレモニーを実現できます。

(3) ファーストミート：感動的な対面で忘れられない瞬間を

ファーストミートとは、結婚式当日、初めてお互いの姿を見る瞬間のことです。これまで別々に準備を進めてきた新郎新婦が、お互いの晴れ姿を初めて目にする感動的な演出として人気が高まっています。

メリット	説明
感動的な瞬間を写真に残せる	プロのカメラマンに依頼することで、ふたりの自然な表情や感動を美しく写真に残すことができます。
特別な1日をより長く楽しめる	挙式前に時間的な余裕が生まれ、ゆっくりと写真撮影や会話を楽しむことができます。
緊張を和らげることができる	ファーストミートで感動を分かち合うことで、その後の挙式や披露宴への緊張を和らげ、リラックスした気持ちで臨むことができます。

ファーストミートは、チャペルやガーデンなど、会場の雰囲気に合わせた演出が可能です。ヨーロッパ風の美しい空間で行えば、映画のワンシーンのようなドラマティックな瞬間を演出できます。

(4) リング・ワーミングセレモニー：ゲストの想いを込めて指輪を温める

リング・ワーミングセレモニーとは、結婚指輪をリボンやリングピローに結びつけ、ゲスト一人ひとりに手渡ししながら結婚の祝福と想いを込めて温めてもらう演出です。ヨーロッパでは古くから伝わる伝統的な儀式としても知られており、近年日本でも人気が高まっています。

＜リング・ワーミングセレモニーの流れ＞

手順	説明
1.	結婚指輪をリボンやリングピローに結びつける
2.	ゲストの誰からスタートするか決めておく
3.	スタートのゲストから順番に結婚指輪を手に取り、新郎新婦への祝福の気持ちを込めて温めてもらう
4.	全てのゲストが指輪を温め終わったら、最後に新郎新婦のもとへ届ける
5.	新郎新婦は、ゲスト全員の想いが込められた指輪を交換する

ゲスト一人ひとりの温かさが伝わるこのセレモニーは、アットホームな雰囲気の結婚式に最適です。また、ゲスト参加型の演出を取り入れることで、一体感を生み出し、心に残る結婚式にすることができるでしょう。

(5) ユニティキャンドルセレモニー：ふたりの未来を照らす灯火

ヨーロッパの結婚式で古くから行われている「ユニティキャンドルセレモニー」。 両家の親御様から火を灯したキャンドルを、新郎新婦が協力してひとつのキャンドルに灯すことで、「家族の繋がり」や「新しい家庭の誕生」を表現する、感動的な演出です。

演出	意味
両家の親御様⇒それぞれのキャンドルに点火	これまでの家族の愛情を表現
新郎新婦⇒両家の火をひとつのキャンドルに灯す	新しい家族の誕生、ふたりの未来を表現

火には「命」や「愛情」という意味が込められており、ゲストにとっても心に残る演出となるでしょう。 幻想的なキャンドルの灯りが、厳かで温かい雰囲気を演出してくれるでしょう。

3. 個性を演出！人気の最新トレンド

(1) サンドセレモニー：ふたりの個性を表現する砂の儀式

近年人気が高まっている「サンドセレモニー」をご存知でしょうか。これは、新郎新婦それぞれが選んだ色の砂をひとつの容器に重ねていくことで、ふたりの過去と未来を表現する演出です。完成した砂模様は、世界にひとつだけのオリジナルアート。ふたりの個性を象徴するだけでなく、結婚式の後も思い出の品として大切に保管できます。

メリット	デメリット
費用を抑えられる	砂がこぼれる可能性がある
ゲスト参加型にもできる	後片付けが必要
結婚式後も思い出として残せる	場所を取る場合がある

サンドセレモニーは、砂の色や容器、入れる言葉などを自由にカスタマイズできるのも魅力です。オリジナリティあふれる演出で、ゲストの印象に残る結婚式になるでしょう。

(2) ワインブレンディングセレモニー：オリジナルワインでゲストをおもてなし

ワインブレンディングセレモニーとは、新郎新婦がそれぞれ異なる種類のワインを選び、ブレンドしてオリジナルワインを作る演出です。ゲストも参加して一緒にワインをブレンドしたり、出来上がったワインに名前をつけたりすることもできます。 世界に一つだけのオリジナルワインは、結婚式の特別な記念品になります。また、ゲストにとっても、新郎新婦の個性が光るワインは、忘れられない思い出となるでしょう。

メリット	デメリット
世界に一つだけのオリジナルワインが作れる	ワインの種類や準備に費用がかかる場合がある
ゲスト参加型の演出で一体感を生み出せる	会場によっては持ち込みができない場合がある
結婚式後も楽しめる記念品になる

ワインブレンディングセレモニーは、ワイン好きの新郎新婦や、ゲストと一体感を味わえる演出を探している方におすすめです。 会場によっては、ワインブレンディングのプランが用意されている場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

(3) ウェディングボックス：ゲストへの感謝を込めて贈る特別なギフト

ウェディングボックスとは、ゲストへ感謝の気持ちを込めて贈る小さな贈り物の詰め合わせです。欧米では定番になりつつあり、日本でもおしゃれな演出として人気が高まっています。 ゲスト一人ひとりに向けたメッセージカードを添えれば、感謝の気持ちがより伝わるでしょう。

アイテム例	説明
焼き菓子	クッキーやマカロンなど、日持ちするものがおすすめです。
紅茶やコーヒー	おしゃれなティーバッグやコーヒー豆は、リラックスタイムの贈り物にぴったりです。
バスソルトや石鹸	結婚式のテーマに合わせた香りのものを選ぶと、特別感が増します。
キャンドル	火を灯すと香りが広がるアロマキャンドルは、ロマンチックな雰囲気を演出してくれます。
結婚式の写真やメッセージカード	ふたりからの感謝の言葉とともに、結婚式の写真を添えれば、ゲストにとって忘れられない記念品になります。

中身は自由に組み合わせることができ、テーマカラーや結婚式のテーマに合わせるのがおすすめです。 ゲストの顔を思い浮かべながら、心を込めて贈り物を選びましょう。

(4) 植樹セレモニー：未来への希望を込めて苗木を植える

近年人気が高まっているのが、ゲストと一緒に苗木を植える「植樹セレモニー」です。

二人の未来や、ゲストへの感謝の気持ちを込めて苗木を植えることで、温かな感動を生み出します。

植樹セレモニーは、以下のようなメリットがあります。

メリット	説明
ゲスト参加型の演出になる	ゲストと一緒に植樹することで、一体感を生み出すことができます。
結婚式の記念になる	苗木は成長していくため、結婚式の記念として、いつまでも二人の門出を祝うことができます。
環境保護への意識を高められる	環境問題への意識が高まっている現代において、地球環境について考えるきっかけを提供することができます。

植樹セレモニーを行う際は、会場に植えるスペースがあるか、持ち帰って育てられる苗木を選ぶ必要があるかなど、事前に確認しておきましょう。

また、ゲストにも参加しやすいように、植木鉢やスコップなどの準備も忘れずに行いましょう。

(5) カラードリップケーキ：フォトジェニックな演出でゲストを魅了

近年、人気が高まっているのが「カラードリップケーキ」です。純白のケーキに、フルーツソースやチョコレートソースをたっぷりとかける演出は、ゲストの目を引くこと間違いなし。流れ落ちるソースの美しさは、写真や動画に収めたくなるフォトジェニックな瞬間を生み出します。

メリット	デメリット
見た目が華やかでゲストに喜ばれる	準備や片付けに手間がかかる場合がある
オリジナルのデコレーションを楽しめる	ケーキの種類や会場によっては難しい場合がある

事前に複数のソースを用意しておけば、ゲストにも参加してもらい、一緒にケーキを完成させることも可能です。ゲスト参加型の演出を取り入れることで、アットホームな雰囲気も演出できます。華やかで、記憶にも残るカラードリップケーキは、ヨーロッパ風結婚式にぴったりの演出と言えるでしょう。

4. 演出を成功させるためのポイント

(1) テーマを決めよう：自分たちのイメージを具体的に

ヨーロッパ風結婚式と一言で言っても、国や時代によってイメージは大きく異なります。 まずは、ふたりの結婚式のテーマを明確化することが大切です。

例えば、下記のような表を作成し、自分たちのイメージに近いものを具体的に書き出してみましょう。

要素	具体例
国	イタリア、フランス、イギリスなど
時代	中世、近世、現代
雰囲気	クラシカル、ナチュラル、キュートなど
カラー	白、緑、ピンクなど
モチーフ	バラ、レース、キャンドルなど

具体的なイメージを共有することで、会場選びや装飾、衣装、料理など、他の要素を決める際にも役立ちます。 ふたりの共通のイメージを膨らませながら、理想のヨーロッパ風結婚式を形にしていきましょう。

(2) ゲストの人数を考慮しよう：演出に合った規模を

ヨーロッパ風結婚式を彩る演出は様々ですが、ゲストの人数を考慮することも大切です。演出によっては、大人数よりも少人数の方がアットホームな雰囲気で行うのに適していたり、逆に大人数で盛り上がりたい演出もあります。

演出	人数
ブライズメイド＆アッシャー	少人数～中人数
ブーケ・ブートニアセレモニー	少人数～大人数
ファーストミート	少人数～中人数
リング・ワーミングセレモニー	中人数～大人数
ユニティキャンドルセレモニー	少人数～大人数
サンドセレモニー	少人数～中人数
ワインブレンディングセレモニー	少人数～中人数
ウェディングボックス	少人数～大人数
植樹セレモニー	少人数～中人数
カラードリップケーキ	少人数～大人数

上記はあくまでも目安です。ゲストの人数だけでなく、会場の広さや雰囲気も考慮して、自分たちにぴったりの演出を選びましょう。

(3) 会場との相性を確認しよう：雰囲気に合った演出を

ヨーロッパ風の結婚式場と一言で言っても、その雰囲気はさまざまです。格式高い荘厳な教会、緑豊かなガーデン、開放的なリゾートなど、会場の雰囲気に合った演出を選ぶことが重要です。

会場	雰囲気に合った演出例
格式高い教会	聖歌隊やパイプオルガンを取り入れた演出、キャンドルサービスなど
緑豊かなガーデン	フラワーシャワー、ブーケトス、デザートビュッフェなど
開放的なリゾート	ビーチでの人前式、サンセットフォト、カジュアルなパーティーなど

例えば、厳かな雰囲気の教会でカジュアルすぎる演出はミスマッチを起こしてしまう可能性があります。逆に、開放的なガーデンで格式ばった演出は、堅苦しい印象を与えてしまうかもしれません。会場の雰囲気と演出のバランスを考慮することで、より一層魅力的な結婚式になるでしょう。会場見学の際に、演出のイメージを膨らませてみるのもおすすめです。

(4) プロの意見も参考にしよう：ウェディングプランナーに相談

結婚式は、準備することがたくさんあります。演出内容も、自分たちだけで決めるのは難しいと感じることもあるでしょう。 そんな時は、ウェディングプランナーに相談してみましょう。豊富な知識と経験を持つプロの視点から、おふたりの希望に合った演出の提案や、会場の選び方、演出を行う際の注意点などをアドバイスしてもらえます。

相談内容例	メリット
演出内容の提案	希望のイメージやテーマに合った演出、最新のトレンド、ゲストが楽しめる演出などを提案してもらえます。
会場選びのアドバイス	演出内容に合った広さや設備が整っているか、雰囲気に合っているかなど、最適な会場選びをサポートしてもらえます。
演出を行う際の注意点	演出に必要な準備物、当日の流れ、ゲストへの配慮など、スムーズな進行のために必要な情報を教えてもらえます。
予算管理	演出にかかる費用や全体の予算とのバランスを考慮しながら、実現可能なプランを一緒に考えてもらえます。

ウェディングプランナーに相談することで、より具体的にイメージを膨らませ、自分たちらしい結婚式を実現できるでしょう。

5. まとめ：ヨーロッパ風結婚式で一生の思い出を

ヨーロッパ風の結婚式は、定番演出から最新トレンドまで、さまざまな演出を取り入れることで、おふたりにとって、そしてゲストにとっても、より一層心に残る一日となるでしょう。

演出を通して、ゲストと喜びを分かち合い、感謝の気持ちを伝えられることが、結婚式における演出の大きな魅力です。

ぜひこの記事を参考に、おふたりらしい結婚式を実現してください。

演出を選ぶポイント	詳細
テーマとの整合性	結婚式のテーマに合った演出を選ぶ
ゲストへの配慮	ゲストの人数や年齢層に配慮した演出を選ぶ
会場との相性	会場の雰囲気に合った演出を選ぶ
プロへの相談	ウェディングプランナーなどの専門家の意見を聞く

上記はあくまで一例です。上記以外にも、さまざまなポイントを考慮しながら、おふたりにとって最高の結婚式になるよう、演出を検討してみてください。