結婚式キャンドル演出の選び方|会場やテーマに合わせたおすすめを紹介

目次

1. はじめに:結婚式の雰囲気を彩るキャンドル演出の魅力

結婚式という特別な日を華やかに彩るアイテムとして、キャンドルは欠かせない存在です。揺らめく炎は、ロマンティックで幻想的な雰囲気を演出し、ゲストの心を温かく包み込みます。

キャンドルの魅力は、その場の雰囲気をガラリと変え、感動的な瞬間を生み出せる点にあります。

例えば、以下のような効果が期待できます。

効果説明
雰囲気の演出暖色系の光が会場全体を優しく照らし、ロマンティックで温かい雰囲気を作り出すことができます。
特別感の演出非日常的な空間を演出し、結婚式という特別な日を印象的に彩ります。
写真映え炎の揺らめきが写真に動きを与え、幻想的でアーティスティックな写真を撮ることができます。
ゲストとの一体感ゲストも参加できる演出を取り入れることで、一体感を生み出し、心に残る思い出を共有することができます。

このように、キャンドルは結婚式に欠かせないアイテムと言えるでしょう。

この後では、定番の演出から個性的な演出まで、結婚式で人気のキャンドル演出とその選び方をご紹介していきます。

2. 結婚式で人気のキャンドル演出とその選び方

2-1.定番演出「キャンドルサービス」:幻想的な雰囲気とゲストとの一体感を演出

– 2-1-1. キャンドルサービスとは

キャンドルサービスとは、新郎新婦が各テーブルに置かれたキャンドルに火を灯していく、結婚式の定番演出です。

もともとは、欧米で「闇を追い払い、天使が幸せを運んでくる」という言い伝えに由来する演出とされています。

日本では、キャンドルの灯火には「ゲストの幸せを願う」という意味が込められており、新郎新婦からゲスト一人ひとりへ感謝の気持ちを伝える演出として親しまれています。

演出名キャンドルサービス
由来欧米の言い伝え
意味ゲストの幸せを願う、感謝の気持ちを伝える

幻想的なキャンドルの灯火が、会場全体を温かく包み込み、感動的な雰囲気を演出します。

– 2-1-2. キャンドルサービスの流れ

キャンドルサービスは、一般的に下記のような流れで行われます。

新郎新婦ゲスト
メインキャンドル以外のキャンドルが設置された状態で入場着席
各テーブルのキャンドルに点火していく新郎新婦の姿を見守る
全てのテーブルを回り終えたら、親族席のキャンドルに点火
最後に、親御様からメインキャンドルに点火してもらう

このようにして、会場全体に温かな灯りが灯り、幻想的な雰囲気に包まれます。キャンドルサービスは、ゲスト一人ひとりに感謝の気持ちを伝えられると同時に、会場全体に一体感を生み出す演出と言えるでしょう。

– 2-1-3. 演出効果を高めるキャンドルの種類と選び方

キャンドルサービスに使用するキャンドルは、大きく分けて「スタンダードタイプ」「フローティングタイプ」「ラウンドタイプ」の3種類があります。それぞれの見た目の違いや燃焼時間などを理解して、会場の雰囲気や好みに合わせて選びましょう。

キャンドルの種類特徴おすすめポイント燃焼時間
スタンダードタイプ一般的な円柱型のキャンドル。高さや太さはさまざま。定番で、どんな会場にも合う3~10時間
フローティングタイプ水に浮かべて使用するキャンドル。ロマンティックな印象に。水に反射する光が幻想的な雰囲気を演出2~5時間
ラウンドタイプ丸い形のキャンドル。可愛らしい印象を与え、テーブル装花にも最適。アットホームな雰囲気に5~8時間

演出効果を高めるためには、キャンドルの色や香りにもこだわるのがおすすめです。幻想的な雰囲気を演出したい場合は、炎の色が変化するキャンドルや、会場全体に香りが広がるアロマキャンドルも人気があります。

2-2. ゲスト参加型演出で感謝を伝える

– 2-2-1. みんなで願いを込める「キャンドルリレー」

キャンドルリレーは、ゲスト一人ひとりのキャンドルに新郎新婦が点火していくことで、会場全体に灯りを広げていく演出です。ゲスト全員が参加できるため、一体感を生み出すことができ、会場が温かい雰囲気に包まれます。

キャンドルリレーの流れは以下の通りです。

順番内容
1新郎新婦が親族席の代表者へキャンドルを点火します
2点火されたキャンドルを使って、ゲストが隣の方へ次々と灯を繋いでいきます
3全員のキャンドルに灯が灯ったら、新郎新婦が感謝の言葉を述べます

ゲスト一人ひとりに感謝の気持ちを伝えられるだけでなく、全員の願いを込めたキャンドルの灯りが、二人の未来を明るく照らしてくれるでしょう。

– 2-2-2. 一斉に吹き消す「ブローアウトセレモニー」

ブローアウトセレモニーとは、ゲスト全員に持ってもらったキャンドルを一斉に吹き消す演出です。新郎新婦の結婚の誓いに合わせてゲストが願いを込めて吹き消したり、感謝の気持ちを込めて吹き消したりなど、演出に込められる意味合いはさまざまです。

キャンドルを吹き消すというシンプルな動作であるため、子どもから年配の方まで誰でも気軽に参加できる点が魅力です。

メリットデメリット
ゲスト全員が参加できる会場によっては火災報知器に反応する可能性がある
演出として華やか
ゲストとの一体感を生み出すことができる

ゲスト全員参加型の演出を取り入れて、一体感のある結婚式にしたいと考えているカップルにおすすめです。

– 2-2-3. 家族の絆を深める「ユニティキャンドル」

「ユニティキャンドル」は、新郎新婦と両家の両親がそれぞれのキャンドルを持って参加する演出です。新郎新婦が両親から受け継いだ灯火で、新たにひとつのキャンドルを灯すことで、両家の繋がりと新しい家族の誕生を表現します。

演出の流れ説明
① 各テーブルにキャンドルを置くゲストテーブルに小さなキャンドルを置き、点火しておきます
② 両親が新郎新婦の元へ新郎新婦はメインキャンドルの両脇に立ち、それぞれの母親からキャンドルを受け取ります
③ メインキャンドルに点火新郎新婦が協力して、両親から受け継いだ灯火でメインキャンドルに点火します
④ ゲストも参加点火後、会場全体で温かな光を共有します

ユニティキャンドルは、結婚式の感動的なセレモニーとして人気が高く、家族への感謝の気持ちを込めて行うことができます。また、ゲストも参加することで、会場全体が温かい雰囲気に包まれます。

2-3. 個性的な演出で記憶に残る結婚式を

– 2-3-1. メッセージを浮かび上がらせる「クレールストーリア」

クレールストーリアとは、キャンドルの灯りの熱で特殊なインクを透かし、あらかじめキャンドルに印刷されたメッセージや写真などを浮かび上がらせる演出です。

事前に新郎新婦からゲスト一人ひとりへ向けた感謝のメッセージや、ゲストの名前と日付を入れたメッセージをキャンドルに印刷しておけば、サプライズ演出としても活用できます。

演出メリットデメリット
クレールストーリア・サプライズでゲストを感動させられる・キャンドルを用意する必要がある
・メッセージを形に残せる・メッセージを印刷する必要がある
・写真やイラストなども印刷できる・キャンドルのデザインが限定される場合がある

ゲスト一人ひとりの顔を思い浮かべながらメッセージを考える時間も、結婚式準備の楽しいひとときとなるでしょう。

– 2-3-2. タイムカプセルに思い出を封じる「タイムカプセルキャンドル」

タイムカプセルキャンドルとは、キャンドルの内部に手紙や写真などの思い出の品を保管できるカプセルが埋め込まれたキャンドルです。結婚式の日に火を灯し、燃え尽きた後にカプセルを取り出して未来の自分たちに開封する、という演出は、時を超えて愛を誓い合うロマンティックな演出として人気を集めています。

メリットデメリット
ゲスト参加型ではないため準備が楽キャンドルの種類が限られる場合がある
結婚式後も思い出の品として残せるカプセルに入る量が限られる
未来の自分たちにメッセージを届けられる演出に時間がかかる場合がある

タイムカプセルキャンドルは、結婚式のテーマや会場の雰囲気に合わせて、さまざまなデザインやサイズのものから選ぶことができます。また、カプセルに入れるものも、手紙や写真だけでなく、結婚指輪や結婚証明書など、ふたりにとって特別な意味を持つものを選ぶことで、より一層思い出深い演出にすることができるでしょう。

3. 演出をさらに盛り上げる!キャンドル演出の選び方

3-1. 結婚式のテーマに合わせたキャンドル演出

– 3-1-1. ロマンティックな結婚式に

ロマンティックな雰囲気を演出したい場合は、キャンドルの数や種類、飾り方にこだわってみましょう。

例えば、たくさんのキャンドルを灯して空間全体を幻想的に彩ったり、高さやサイズの異なるキャンドルを組み合わせることで、空間にリズムを生み出すことができます。

おすすめは、揺らめく炎が美しい「フローティングキャンドル」です。

演出例おすすめポイント
テーブルコーディネートにフローティングキャンドルを取り入れる水に浮かぶキャンドルが、幻想的でロマンティックな雰囲気を演出します。
バージンロードにフローティングキャンドルを並べるキラキラと輝く水面が、バージンロードを歩く花嫁の美しさをさらに引き立てます。

また、淡いピンクやパープルなど、暖色系のキャンドルを選ぶのもおすすめです。

– 3-1-2. ナチュラルウェディングに

ナチュラルウェディングには、自然の温かさを活かしたキャンドル演出がおすすめです。素朴ながらも華やかさを添える演出で、リラックスした雰囲気の中にも特別な日を彩る演出ができます。

演出例説明
キャンドルリレーアットホームな雰囲気にぴったりで、ゲスト一人ひとりの個性を表現しやすい演出です。
ランタンやキャンドルホルダーの活用木材や籐など自然素材製のものを取り入れて、温かみのある空間を演出しましょう。
ソイキャンドル環境に配慮したソイキャンドルは、ナチュラルウェディングのテーマに合致するだけでなく、優しい灯りが落ち着いた雰囲気を演出します。

キャンドルの配置は、高低差をつけることで立体感を演出するのがポイントです。ゲストテーブルには、グリーンや小花などの自然な装飾とキャンドルを組み合わせることで、ナチュラルながらも洗練された雰囲気を演出できます。

– 3-1-3. 和装の結婚式に

和装の結婚式には、和の雰囲気に合う、趣のあるキャンドル演出がおすすめです。

演出例説明
水に浮かべるフローティングキャンドル水面に揺らめく灯りが幻想的な空間を演出し、厳かな雰囲気に華を添えます。
竹を使ったキャンドルホルダー和の趣をさらに際立たせ、洗練された雰囲気を演出できます。
キャンドルの灯りで模様を映し出す演出影絵のように浮かび上がる模様が、ゲストの印象に残る演出に。和柄を用いることで、より一層華やかさを演出できます。

落ち着いた雰囲気の演出で、厳かな和装の結婚式をさらに格調高く演出しましょう。

3-2. 会場タイプに合わせたキャンドル演出

– 3-2-1. 広々とした会場には

天井が高く開放的な会場には、キャンドルの量やサイズを工夫することで、空間を華やかに演出し、豪華な雰囲気を高めることができます。

演出例説明
高さを出したキャンドル装飾背の高いキャンドルスタンドや、複数のキャンドルを組み合わせたデコレーションで、空間を立体的に演出します。
メインテーブルの豪華なキャンドルアレンジ存在感のあるキャンドルを複数使い、華やかさをプラス。高さやサイズ違いのキャンドルを組み合わせることで、より華やかな印象になります。
キャンドルロードゲストテーブルまで続くキャンドルロードは、幻想的な空間を演出し、ゲストを魅了します。

広々とした空間を活かし、キャンドルの光を会場全体に広げることで、幻想的でラグジュアリーな雰囲気を演出できます。

– 3-2-2. アットホームな会場には

アットホームな少人数制の結婚式場やレストランウェディングでは、ゲストとの距離が近いことを活かしたキャンドル演出がおすすめです。ゲスト一人ひとりの顔を見ながら感謝を伝えられる演出を選びましょう。

演出例説明
キャンドルリレー各テーブルを回る際にゲスト一人ひとりと会話も楽しめます。
ブローアウトセレモニーゲスト全員参加型で一体感を演出できます。
ユニティキャンドル両家の親族席にもキャンドルを置くことで、家族の絆を深める演出に。
テーブルラウンド中にキャンドル点火各テーブルにキャンドルを飾り、新郎新婦がラウンドしながら点火していく演出も人気です。ゲストとの距離が近い会場だからこそ映える演出です。

また、高さを出したキャンドル装飾は圧迫感を与えてしまう可能性があります。ゲストの顔が見えやすいよう、低い位置にキャンドルを配置するのがポイントです。

3-3. 演出効果を高めるBGM選び

キャンドル演出にぴったりのBGMを選ぶことで、感動もさらに深まります。シーンの雰囲気に合うBGMを選ぶようにしましょう。

シーン選曲のポイント
キャンドルサービス・キャンドルリレー温かい雰囲気の曲、感動的な曲
ブローアウトセレモニー盛り上がる曲、明るい曲
ユニティキャンドル神聖な雰囲気の曲、壮大な曲
クレールストーリアムードのある曲、幻想的な曲
タイムカプセルキャンドルしっとりとした曲、思い出深い曲

上記の表を参考に、演出内容や結婚式のテーマに合ったBGMを選ぶことで、ゲストの記憶に残る感動的なシーンを創り上げましょう。

4. まとめ:ふたりにぴったりのキャンドル演出で最高の結婚式を

結婚式は、おふたりにとって人生最良の一日。 その特別な日を彩るキャンドル演出は、幻想的な雰囲気を生み出し、ゲストの記憶に残る感動的なシーンを創り上げます。

定番のキャンドルサービスからゲスト参加型の演出、個性的な演出まで、ご紹介したようにキャンドル演出には様々な種類があります。 結婚式のテーマや会場の雰囲気、そして何よりもおふたりの想いを大切にしながら、ぴったりの演出を選んでみてください。

例えば、

結婚式のテーマおすすめのキャンドル演出
ロマンティックキャンドルリレー、クレールストーリア
ナチュラルユニティキャンドル、タイムカプセルキャンドル
和装水に浮かべるフローティングキャンドル

など、組み合わせは自由自在です。

経験豊富なプランナーに相談しながら、想いを込めてキャンドル演出を選び、世界でひとつの結婚式を叶えましょう。

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