1. はじめに:ゲスト参加型演出で結婚式をもっと楽しく!
結婚式は、人生最良の日。 大切なゲストと一緒に分かち合い、忘れられない一日となるよう、趣向を凝らした演出を取り入れたいと考える方は多いのではないでしょうか?
近年、新郎新婦だけでなくゲストも一緒に楽しめる「ゲスト参加型演出」が人気を集めています。 ゲスト参加型の演出には、
- 会場全体に一体感が生まれる
- ゲストの記憶に残りやすい
- 手作りの温かさを表現できる
など、多くのメリットがあります。
結婚式のテーマやゲストの顔ぶれによって、最適な演出はさまざまです。 この記事では、ゲスト参加型の演出を検討されている方向けに、おすすめの演出グッズを3つご紹介します。 定番のものから個性的なものまで、具体的な作り方のアイデアも合わせてお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
2. 【定番】ゲスト参加型演出グッズ3選&作り方
(1) 手作り感で感謝伝わる!「メッセージカード」
– 結婚式でメッセージカードを使うタイミング
メッセージカードは、結婚式の様々な場面で活躍します。ゲストが新郎新婦への想いを伝えられるよう、以下のようなタイミングで使うと良いでしょう。
タイミング | 説明 |
---|---|
挙式・披露宴の受付時 | ゲストが来場した際に、メッセージカードを書いてもらうスペースを設けておきましょう。 |
各テーブルに設置 | 席に着いた際にメッセージを書いてもらうスタイルです。 |
ウェルカムスペースに設置 | メッセージカードを飾るスペースを設け、ゲストが自由にメッセージを書き込めるようにします。 |
メッセージカード専用のBOXを設置 | ゲストが自由にメッセージカードを投函できるBOXを設置します。 |
上記以外にも、結婚式の演出としてメッセージカードを取り入れる方法があります。例えば、新郎新婦へのサプライズとして、ゲスト全員にメッセージカードを書いてもらい、それを繋げて一つの作品にする、といった演出も人気です。
– メッセージカード作りのアイデア
メッセージカードのデザインや内容は、新郎新婦の個性を表現したり、ゲストへの感謝の気持ちを伝えるのに最適です。
アイデア | 説明 |
---|---|
写真入り | 新郎新婦の思い出の写真や、ゲストとのツーショット写真を入れて、感謝の気持ちを伝えましょう。 |
メッセージテーマを決める | 結婚式にちなんだテーマ(感謝・祝福・未来への願いなど)を設けると、メッセージを書きやすくなります。 |
質問形式 | 「新婚旅行はどこに行きたいですか?」など、ゲストに質問を投げかける形式は、会話のきっかけになります。 |
アドバイスをもらう | 結婚生活の先輩であるゲストに、結婚生活のアドバイスをもらうのも良いでしょう。 |
二人の似顔絵やイラストを入れる | 手書きで温かみをプラスしたり、プロに依頼して本格的なイラストを入れるのもおすすめです。 |
これらのアイデアを参考に、オリジナルメッセージカードを作成して、ゲストへの感謝の気持ちを伝えてみて下さい。
– メッセージカード作成のポイント
せっかくメッセージカードを作成するなら、ゲストに喜んでもらい、新郎新婦にとっても素敵な思い出となるように、以下のポイントを押さえておきましょう。
ポイント | 詳細 |
---|---|
用紙 | 厚手のものや、結婚式らしい華やかなデザインのものを選ぶと特別感が増します。 |
ペン | 発色が良いものや、滲みにくいものを選ぶと、メッセージが読みやすくなります。 |
メッセージ | ゲストへの感謝の気持ちを具体的に伝える、新郎新婦への結婚祝いのメッセージを添えるなど工夫しましょう。 |
デザイン | 結婚式のテーマカラーを取り入れたり、写真やイラストを加えるのもおすすめです。 |
ゲスト一人ひとりの顔を思い浮かべながら、心を込めてメッセージカードを作成しましょう。手作りのメッセージカードは、新郎新婦の感謝の気持ちが伝わるだけでなく、ゲストにとっても心温まる記念品となるでしょう。
(2) ゲストと作る思い出のアルバム「フォトプロップス」
– フォトプロップスとは?
フォトプロップスとは、写真撮影をもっと楽しくする小道具のことです。結婚式や二次会などのパーティーシーンで人気を集めています。
具体的には、以下のようなアイテムが挙げられます。
アイテム | 説明 |
---|---|
ひげ | おしゃれなひげモチーフで、大人っぽい雰囲気の写真を撮りたい方におすすめです。 |
メガネ | 丸メガネやハート型メガネなど、個性的なデザインが揃っています。 |
くちびる | キュートなくちびるモチーフで、笑顔がさらに引き立ちます。 |
メッセージボード | 「Happy Wedding」や「Congratulations」などのメッセージが書かれたボードは、結婚式の記念写真にぴったりです。 |
これらの小道具を持って写真を撮ることで、ゲストたちは思い思いのポーズをとり、会場は笑顔と楽しい雰囲気に包まれます。
– フォトプロップスの作り方
フォトプロップスは、100円ショップで揃う材料や、無料のテンプレート印刷で簡単に手作りできます。
【用意するもの】
材料 | 説明 |
---|---|
厚紙(画用紙や色紙でも可) | 土台になるもの。 |
ペン、カラーペンなど | 文字やイラストを描く際に使用します。 |
デコレーション素材 | マスキングテープ、リボン、造花など、好みに合わせて用意しましょう。 |
割り箸や竹ひご | 持ち手部分になります。 |
テープ、接着剤 | パーツを貼り合わせる際に使用します。 |
ハサミ | 紙や素材を切る際に使用します。 |
【作り方】
- デザインを決める: インターネット上で無料テンプレートを探したり、オリジナルのデザインを考えたりしましょう。
- 厚紙にデザインを描き、切り抜く: 下書きの線を残さないように丁寧に切り抜きましょう。
- デコレーション: マスキングテープやリボンなどで飾り付けをすると、より華やかな印象になります。
- 持ち手を付ける: 割り箸や竹ひごをテープで固定します。持ち手の長さはバランスを見て調整しましょう。
ポイント: 結婚式のテーマカラーに合わせたり、新郎新婦のイニシャルを入れたりすると、オリジナリティがアップします。
– フォトプロップスを使う際の注意点
ゲストに楽しく使ってもらうためには、いくつか注意点があります。
注意点 | 具体的な内容 |
---|---|
壊れやすさ | 強度が弱い素材で作ると、使用中に壊れてしまう可能性があります。 |
写真写り | 写真写りを考慮して、大きすぎるものや派手すぎるものは避けましょう。 |
衛生面 | 多くのゲストが口にする可能性があるため、清潔な状態で用意しましょう。 |
ゲストの負担 | あまりに種類が多いと、ゲストが選ぶのに時間がかかってしまうため、量は厳選しましょう。 |
使用タイミング | 結婚式や披露宴のどのタイミングで使うか、ゲストに事前に伝えておきましょう。持ち込みを許可されていない時間帯もあります。 |
これらの点に注意して、ゲストみんなが楽しめるフォトプロップスを用意しましょう。
(3) 参加型演出の定番「ウェディングツリー」
– ウェディングツリーとは?
ウェディングツリーとは、ゲストが結婚式の記念として、木製のフレームに指スタンプやサインで葉っぱに見立てた装飾を施していく演出アイテムです。
結婚式の受付や披露宴会場に設置し、ゲスト自身の手で作り上げていくことで、新郎新婦とゲストとの一体感を演出できます。
完成したウェディングツリーは、結婚式の素敵な記念品として、新郎新婦の家に飾ることができます。
ウェディングツリーで表現されること
表現 | 説明 |
---|---|
葉 | ゲスト一人ひとりを象徴 |
木の幹 | 新郎新婦 |
成長 | 新郎新婦の未来や夫婦としての成長 |
温かさ | ゲストからの祝福や愛情 |
ウェディングツリーは、結婚式のテーマや雰囲気に合わせて、さまざまなデザインを楽しむことができます。
– ウェディングツリーのデザイン例
ウェディングツリーのデザインは、結婚式のテーマや会場の雰囲気に合わせて自由に選べます。人気が高いデザインは以下の通りです。
デザイン例 | 説明 |
---|---|
木のイラスト | スタンダードなデザイン。枝に指スタンプを押したり、葉っぱ型のメッセージカードを飾ったりできます。 |
風船 | 空に浮かぶ風船にメッセージを添えて、華やかで可愛らしい雰囲気を演出できます。 |
二人の似顔絵 | ゲストに二人の似顔絵にメッセージを書いてもらうことで、より思い出深い作品になります。 |
結婚式のテーマに合わせたもの | 海がテーマなら貝殻やヒトデ、和装なら桜や鶴など、テーマに合わせたモチーフを取り入れると統一感が生まれます。 |
上記以外にも、二人のイニシャルや結婚式の日にちをデザインに取り入れるのもおすすめです。オリジナリティあふれるウェディングツリーを作成して、結婚式の特別な空間を演出しましょう。
– ウェディングツリーを手作りする際のポイント
せっかく手作りするなら、結婚式のテーマや会場の雰囲気に合ったウェディングツリーを作りたいですよね。 ゲストに喜んでもらい、ふたりにとっても素敵な思い出となるウェディングツリーを作るためのポイントを紹介します。
ポイント | 説明 |
---|---|
テーマやイメージに合わせる | 結婚式のテーマカラーやモチーフを取り入れたり、会場の雰囲気に合ったデザインにしたりすることで、統一感のある結婚式を演出できます。 |
ゲストの人数を考慮する | ゲスト全員が拇印を押せるだけの十分なスペースを確保しましょう。 |
指印を押すためのインクを選ぶ | ゲストの衣装にインクが付着しないよう、速乾性のインクを選ぶか、スタンプ台を用意しておきましょう。 |
メッセージを書くスペースを作る | ゲストから二人へのメッセージを集めたい場合は、メッセージカードを用意したり、ツリーの枝の部分にメッセージを書けるスペースを設けたりしましょう。 |
飾る場所を決めておく | 結婚式後も新居に飾る場合は、飾る場所のサイズに合ったウェディングツリーを作りましょう。 |
これらのポイントを踏まえ、オリジナリティあふれるウェディングツリーを作って、結婚式をさらに特別なものにしましょう。
3. 演出グッズを選ぶ上での注意点
(1) 結婚式のテーマや会場の雰囲気との調和
演出グッズを選ぶ際には、結婚式のテーマや会場の雰囲気との調和を意識することが重要です。
例えば、ナチュラルテイストの結婚式には、木製のフォトプロップスやグリーンを使ったウェディングツリーが良く合います。
結婚式のテーマ | 演出グッズの例 |
---|---|
ナチュラル | 木製のフォトプロップス、グリーンを使ったウェディングツリー、麻紐で装飾したメッセージカード |
キュート | パステルカラーのフォトプロップス、リボンやレースで飾られたウェディングツリー、可愛らしいイラストのメッセージカード |
エレガント | ゴールドやシルバーのフォトプロップス、クリスタルをあしらったウェディングツリー、上品なデザインのメッセージカード |
このように、テーマに合わせた演出グッズを選ぶことで、結婚式全体に統一感が生まれます。会場の雰囲気に合わないものを選んでしまうと、せっかくの演出もチグハグな印象になってしまうため注意が必要です。
(2) ゲストの年齢層や人数を考慮
ゲストの年齢層や人数も、演出グッズを選ぶ上で重要な要素です。
年齢層 | 人数 | 演出グッズを選ぶポイント |
---|---|---|
高齢者が多い | 多数 | 操作が簡単で分かりやすいもの、文字が見やすいもの |
子どもが多い | 多数 | 安全に配慮したもの、子供が飽きない工夫 |
少人数 | 少数 | 一人ひとりの負担が大きくなりすぎないもの、アットホームな雰囲気に合うもの |
例えば、高齢のゲストが多い場合は、スマホを使ったデジタルな演出ではなく、メッセージカードのように直接手で書いてもらう方が参加しやすいでしょう。 また、ゲストの人数が多い場合は、一人ひとりの作業時間が短時間で済むような、シンプルな演出を選ぶとスムーズです。 逆に、少人数の結婚式の場合は、ゲスト一人ひとりとじっくり向き合えるような、少し手の込んだ演出を取り入れてみるのも良いでしょう。
(3) 準備に必要な時間や予算
演出グッズの準備には、想像以上の時間と費用がかかる場合があります。時間に余裕を持って準備を始め、予算オーバーにならないように計画的に進めましょう。
例えば、メッセージカードを手作りする場合、材料の調達や印刷、メッセージカードのデザイン、そしてゲストへの事前連絡など、多くの工程が発生します。
工程 | 内容 | 目安時間 |
---|---|---|
材料の調達・購入 | 紙、ペン、装飾品など | 1~2週間 |
メッセージカードのデザイン | テンプレートの選定、デザイン作成 | 数日~1週間 |
印刷 | 自宅印刷、印刷会社への依頼 | 数日~1週間 |
ゲストへの事前連絡 | メッセージカード記入のお願い | 1~2週間 |
当日の設置・準備 | メッセージカードの設置場所準備など | 1時間 |
フォトプロップスやウェディングツリーの場合も同様に、デザインや材料調達、制作に時間がかかることを考慮する必要があります。
予算に関しては、材料費だけでなく、印刷代や送料なども考慮しましょう。100円ショップなどを活用すれば費用を抑えることも可能です。
時間に余裕を持って準備を進め、予算内で理想の演出を実現できるように工夫しましょう。
4. まとめ:世界に一つだけの結婚式を演出グッズで実現!
ゲスト参加型の演出グッズを取り入れることで、結婚式はさらに温かく、思い出深いものになります。 世界に一つだけの結婚式を作り上げるために、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
演出グッズ | メリット |
---|---|
メッセージカード | ・感謝の気持ちを直接伝えられる ・手作りで気持ちが伝わる |
フォトプロップス | ・ゲストとの記念写真がより華やかになる ・作って楽しい |
ウェディングツリー | ・結婚式の記念アイテムとして残せる ・ゲスト全員で作り上げられる |
上記以外にも、結婚式のテーマやゲストに合わせた様々な演出グッズがあります。 オリジナリティ溢れる演出で、最高の結婚式にしましょう!