結婚式だけではなく、様々なイベントでも利用されることが多いバルーン。
バルーンは、優しく華やかなシーンを演出してくれるアイテムとして大変重宝します。
そんなバルーンを使った結婚式の演出をお考えでしたら、今回ご紹介する演出方法をぜひご参考ください。
番外編的な内容もご紹介しておりますので、「人とはちょっと違った結婚式をしたい」「思い出に残る結婚式を…」とお考えの方もぜひご覧ください。
バルーンを使った演出方法その1.装飾アイテムとして活用
例えば、ゲストが座る各テーブルに設ける卓番を、札の代わりにバルーンで活用…なんて方法もあります。
それ以外にも、受付やウェルカムスペースの飾りに使ったり、披露宴会場を一面テーマカラーのバルーンで埋め尽くす…なんていうのもステキですね。
最近は、バルーンの種類も大変多く、色々なカラーや形のバルーンを利用していただけるかと思います。
パステルカラーで可愛らしく演出することもできますし、透明やモノトーンでシックに音場っぽい雰囲気でまとめることもできます。
バルーン装飾だけでも、ガラリと会場の雰囲気を変えることができますから、ぜひテーマを決めて上手にバルーンを活用してくださいね。
バルーンを使った演出方法その2.バルーンリリース
こちらはバルーンの演出としては定番的な内容となっております。
たくさんの色とりどりのバルーンを準備し、空に向かってバルーンを放ちます。
これは「二人の幸せが天にまで届きますように…」という思いを込めて、バルーンを放つのだそうです。
ガーデンウェディングでは定番とも言えるバルーン演出方法ですが、参列したゲストの皆さんからも思わず「おぉ~」という歓声が上がるほど、とても映える演出方法です。
ただし、バルーンリリースは屋外イベントですので寒い時期に実施するのは、ちょっと考えものかもしれません。天候に左右される点も気になるポイントです。
また、会場によって禁止している所もありますので、希望される際にはきちんと会場プランナーさんに相談してからご検討くださいね。
バルーンを使った演出方法その3.スパークバルーン
その名の通りスパーク(弾ける)バルーンという意味で、新郎新婦が棒や剣などを使って風船を割ります。
割った風船の中には、更に小さい風船や紙吹雪などを仕込んでおきます。
スパークした風船から紙吹雪や小さい風船が飛び出してきて、とても見栄えがするバルーン演出です。
屋内でもできる演出ですので、当日のお天気を気にせず実施できる点もポイントが高いと言えますね。
風船が割れる時の音で、小さいお子さんやご年配の方はちょっと驚かれるかもしれませんので、割る位置とゲストの席の場所など、多少配慮した方が良いかもしれません。
風船の中に仕込んで置いた小さい風船や紙吹雪に、さらにちょっとした細工をするのはいかがでしょう?
小さい風船や紙吹雪に、番号や景品名を記載しておき、拾ったゲストにそのギフトをプレゼント…なんて、さらにイベント性が高く、盛り上がるのではないでしょうか。
バルーンを使った演出方法その4.ドロップ&フライ
こちらはガーデンにプールがあったり、水辺がある会場で実施することができるバルーン演出です。
バルーンにヒモを繋ぎます。繋いだヒモは水溶性で、水に触れると徐々に溶けていくものを利用します。
このヒモの先に重りをつけて、プールに浮かべます。
最初は水面でゆらゆら揺れていたバルーンが、徐々にヒモが溶けて重りが外れ、空へと放たれていくのです。
こちらの演出は、実施できる場所がプールや水辺がある所…と限定されてしまいますが、水とのコラボでとても魅力的な演出です。
会場で実施が可能であれば、ぜひ検討していただきたい演出方法のひとつです。
【番外編】バルーンを使った演出方法.新郎新婦の登場シーンで活用!
こちらは番外編的な演出方法ではありますが、演出効果としてはインパクト大の方法になります。
なんと大きなバルーンの中から新郎新婦が登場するのです!
新郎新婦が会場に入場するアナウンスが流れ、ゲストのみなさんが一斉に入り口に注目します。
そうして開かれた扉の先には、新郎新婦の姿は無く大きな風船が?!
不思議に思っていると、風船が割れ、中から新郎新婦が登場!!…というものです。
自分達が風船から登場するなんて驚きの演出ですが、インパクトは絶大です。
人を笑わせたりビックリさせることが大好きなお二人でしたら、ピッタリの演出方法ではないでしょうか。
バルーン演出を行う際の注意するべきポイントとは?!
大変見映えがして盛り上がるバルーン演出ですが、バルーンを取り扱う際に注意すべきポイントがあります。
会場や天気、季節など以外にも注意すべきポイントがありますので、事前にしっかりとチェックしておきましょう。
バルーン演出注意ポイントその1.費用面を考えるなら「持ち込み料」もチェック!
主にバルーンリリースの際の費用ですが、一般的に掛かる費用として「700円前後✕参加人数」と言われています。
この費用を少しでも安く抑えるならば、会場に委託するのでは無く外部業者に依頼したり、ご自身で風船やヘリウムガスを準備することで費用を節約することができます。
ただし、その場合には持ち込みという形になり「持ち込み料」が発生することが考えられます。
持ち込み料を加味すると、実は自分で手配するより式場手配のほうが安く上がった…なんてケースも。
費用対効果でのバランスかと思いますので、式場手配・個人手配ともにお考えの場合にはキチンと確認されることをオススメします。
バルーン演出注意ポイントその2.しっかり会場に確認を!
「広いガーデンがある式場だし問題ないだろう」というだけでは無く、キチンと式場に実施の可否を確認するようにしましょう。
風船を空に飛ばすという行為は、警察や自治体に許可を取らなくてはいけないという行為ではありませんが、会場によってはバルーンリリースは許可していない式場もあります。
例えば、高速道路や空港の近く。近隣に高層階の建物があったり、電信柱があるなど。
大量の風船が飛んできたら、周囲に支障が生じる可能性がある場合には、実施することはできません。
式場側は、このような周囲への配慮も加味していますので、実施有無に関しては事前にプランナーさんに確認するようにしましょう。
バルーン演出注意ポイントその3.環境面への配慮
飛んでいった風船はどうなるの?…と考えたことはありませんか?
実は日本バルーン協会という団体があり、こちらでバルーンリリースについてのガイドラインを設けています。
要約した形となりますが、そのガイドライン内容をご紹介します。
- 使用するガスはヘリウムガスを利用すること(水素ガスは不可)
- 原材料が天然ゴムの風船を利用すること
- 風船を結ぶ際には止め具を使用せず、風船自体で結ぶこと
- 糸など持ち手を付ける場合には、風船同様生分解する素材のものを使用すること(木綿糸など)。また、糸はなるべく短くすること
- リリースする風船は単体であり、糸などで結んで集合体にしないこと
- 降雨がわずかでも、リリースは行わないこと
- 周囲の安全を確認し、必ず主催者と協議の上で実施すること
周囲へ迷惑を掛けない事が大前提ですので、十分心得てることとは思いますが、具体的な内容となるとつい見落としがちかと思います。
ぜひこのようなガイドラインもご確認いただきたいと思います。
バルーンを使って、思い出に残る結婚式を!
バルーンを使った結婚式の演出プランと注意点についてご紹介しました。
一生に一度の結婚式、新郎新婦の納得が行くお式にしたいですよね。
その「二人が納得するもの」の中には、ゲストの笑顔だったり、自分達の感謝の気持ちだったり、様々な気持ちの部分も多く含まれていると思います。
そんなみなさんの笑顔を引き出す演出のひとつとして、ぜひ華やかなバルーン演出もお考えいただければ幸いです。
プルモーでは、そんなお二人の思い出に残る結婚式のお手伝いをさせていただきます。
結婚式・イベントで使えるプロ仕様の演出機材のレンタルを行っております。
具体的なレンタルの可否のご確認から、実現したいアイディアのご相談まで、どうぞお気軽にご相談ください。