シャボン玉は一気に場を華やかにしてくれる、今やパーティーには欠かせない必須アイテムです。
手軽に準備することができ、操作も誰でも簡易にできるので、老若男女問わず多くの方が出席される結婚式にはうってつけのアイテムです。
今回は結婚式でシャボン玉を使った演出をご紹介したいと思います。
番外編で結婚式以外での利用方法もご紹介します。よろしければどちらもご覧いただき、参考にしていただけますと幸いです。
シャボン玉演出その1.挙式後の2人をバブルシャワーでお出迎え
挙式を終えて教会から出てくる2人を祝福すべく、ゲストの方たちが「おめでとう」という祝福の言葉とともに花びらを投げる演出を見たことがある方も多いと思います。
この演出は「フラワーシャワー」と言います。
フラワーシャワー以外に、お米を投げる「ライスシャワー」、羽を投げる「フェザーシャワー」というのもあります。
今回ご紹介するのは、お花の代わりにシャボン玉を使うパターン。
その名も「バブルシャワー」です。
その名の通り、シャボン玉(バブル)をゲストが新郎新婦のお2人に投げかけるわけですが、その時に利用するのが”バブルガン”です。
バブルガンは、いわゆるシャボン玉を作るおもちゃの拳銃です。
小さいお子様がいるお宅には、すでにお家にあるかもしれませんね。
バブルガンは100円均一などですぐ購入することができますから、準備にもさほど手間はかかりません。
たまに、新郎様のご友人がバズーカ砲のようなもっと強力なバブルガンをご自身でご準備されることもありますが、それだとさらに迫力のある魅力的なバブルシャワー演出になることと思います。
バブルガンを使う場面は挙式後の教会から出てくる場面以外に、披露宴お色直し後の再入場や二次会などにも利用することができます。
シャボン玉を使った結婚式の演出は、小さいお子さんにも大変好評です。
また、バブルシャワーとフラワーシャワーの両方をご利用になる方もいらっしゃいます。
アットホームでキレイな景色をご希望のカップルは、ぜひご検討ください。
シャボン玉演出その2.披露宴の演出でバブルマシーンを活用
次にご紹介するのは、大型の機械を使ったシャボン玉演出です。
「バブルマシーン」と呼ばれる機械を使うので、多少大掛かりな趣向になります。
とは言え、写真映えすること間違い無しの演出です。
使用される場面としては、ケーキ入刀やお色直し後の再入場など。
舞台を使ったダンスや寸劇なんかの演出時に利用することもできますし、活用方法は幅広く様々です。
使用するバブルマシーンによっては、多少シャボン玉の大きさを変えることができたり、ライトを当てて色味を変えることができるタイプのものもあります。
バブルマシーンは基本的にはレンタルになります。
レンタル会社に依頼するか、もしくは式場自体が所有している場合もありますので、プランナーさんに相談してみていただけると良いでしょう。
シャボン玉演出その3.前撮り撮影でシャボン玉演出
シャボン玉を使うと写真映えがとても良いので、ぜひとも活用したいところです。
結婚式や披露宴の場だけでは無く、前撮り撮影の際にもシャボン玉を取り入れてみるのはいかがでしょうか。
活用パターンは色々で、背景にシャボン玉を飛ばす以外に、新郎新婦ご自身がシャボン玉を吹いている姿なんていうのも可愛いですね。
他にも、夜景をバックにシャボン玉を飛ばした景色も幻想的で良いのではないでしょうか。
前撮りだからこそできるシャボン玉演出として、巨大シャボン玉を活用する方法があります。
巨大シャボン玉は長い間、その形を保つことはできません。
巨大シャボン玉の中に、新郎新婦のお二人が入った一瞬のシャッターチャンスを逃さずに収めることができたら、達成感とともにすごくステキな写真が取れるのでは無いでしょうか。
【番外編】テーブルセッティングにシャボン玉
実際のシャボン玉を使うわけではないため、番外編としてご紹介させていただきます。
こちらは、透明の風船(バルーン)を使って、テーブルセッティングを行うというものです。
ゲストのテーブルにそれぞれ透明の風船を飾り付け、受付にも透明の風船を施します。
透明の風船は、一瞬見るとまるでシャボン玉のように見えます。
もし挙式後の演出でバブルシャワーを行ったのであれば、その後の披露宴会場もシャボン玉を意識したデコレーションになっていたら、その統一感にゲストの方も惚れ惚れするのではないでしょうか?
テーブルセッティングの一案として、よろしければご参考ください。
結婚式でシャボン玉を活用する際の注意点
とても幻想的で結婚式の演出にはもってこいのシャボン玉ですが、いくつか注意していただきたいポイントがあります。
ここではその注意点について、ご紹介します。
注意点もしっかりと把握した上で、ステキな結婚式の演出にシャボン玉をご活用ください。
注意点その1.服にシミができにくいシャボン玉液を選ぶ
とてもキレイなのですが、一瞬で割れてしまうのもシャボン玉の宿命です。
そして割れた際、微量とはいえシャボン玉液が周りに散布されてしまうことになります。
結婚式は、新郎新婦のお二人だけではなく、ゲストの皆様もオシャレや正装をしてその場に起こしいただいています。
せっかくのお召し物にシミを作ってしまっては大変です。
ゲストの方に不快な思いをさせないために、配慮しておきたいものです。
洋服のシミになることを防ぐために、シャボン玉液は植物性のものを利用するようにしましょう。
シャボン玉液が植物性のものだと、お洋服のシミになりにくく、これなら結婚式で活用しても安心です。
きっとプランナーさんもこの様な点は考慮済みだとは思いますが、準備の際にご自身で事前に指定置くとより安全ですし安心ですね。
注意点その2.手が塞がってしまう
これはバブルシャワーの時に起こりがちなのですが、この時、ゲストの皆様はご自身の手荷物をもっていらっしゃることがほとんどです。
多くの方がスマホ片手にシャッターチャンスを伺っていることでしょう。
ですが、片手にシャボン玉液・もう片手にバブルガンを持つと…写真が撮れない……拍手で迎えることができない…なんて問題が浮上してしまいます。
どうしてもが両手がふさがってしまうために、出てくる問題です。
この様な場合、バブルガンのお値段が多少貼りますが、シャボン玉液を格納できるタイプにするという方法があります。これなら片手はなんとか空けることができます。
とは言え片手は塞がってしまいますので、どうしても動作に制限が出てしまいます。
全員がこのような状態だと、拍手の音が無くなんとなく寂しい場面になってしまいます。
そこで、ゲストの半分はバブルシャワーではなくフラワーシャワーを担当していただくというのはいかがでしょうか。
花びらが入っているカゴを手提げのようにぶら下げて持つことができるタイプにすれば、花びらを投げた後に拍手をすることも容易に可能となります。
写真映え的にも、シャボン玉だけよりも花びらの色味が加わってキレイですよ。
注意点その3.配布するシャボン玉液は多めに準備!
こちらもバブルシャワーの時になりますが、ゲストにシャボン玉液を配布して利用してもらう場合には、多めにシャボン玉液を準備しておくと良いでしょう。
新郎新婦が出てくる間に、ちょっとシャボン玉で遊んでみた…なんてことは、よくあることです。
ゲストにお子様がいらっしゃる場合には、新郎新婦が登場する前にシャボン玉液を使い切ってしまった…なんて場面も想像できます。
また、実際に写真を撮ってもらう際にも、シャボン玉の数は多いほど豪華で写真映えします。
そのために、シャボン玉液のボトルはゲストの数よりやや多めで準備しておいたほうが安心です。
最近はシャボン玉ボトルも可愛く、結婚式の会場に置いてあってもディズプレイのようで見栄えが良いものが多数出ていますので、小物選びの一環として楽しんで選んでいただければと思います。
注意点その4.シャボン玉の量とタイミングに注意!
シャボン玉を演出に取り入れるのは、華やかな雰囲気と可愛さから。
でも、それもシャボン玉の量(数)が少ないと、とても寂しい感じになってしまいます。
バブルガンを使用すれば、口で吹くよりもシャボン玉の量は多くできますが、タイミングはゲスト任せ…ということになると、挙式後に写真を見て「実はこの場面で欲しかったのに!」なんて後悔することになるかもしれません。
ここはひとつ、信頼できる友人や身内に事前にご協力をお願いしましょう。
「このタイミングでお願い」というように、バブルガンを打つタイミングを事前に打ち合わせしておくのです。
この打ち合わせは、プランナーさんも交えて行っていただくとベストです。
バブルガンを打ちながら「おめでとう!」という声掛けをしてもらえば、他のゲストのみなさんもつられてシャボン玉を吹いたり「おめでとう」という声掛けをしてくれることでしょう。
プランナーさんにもお話しておけば、同じタイミングでアナウンスやBGMの演出をしてくれます。
せっかくの結婚式です。
頼れる人には頼って、ぜひご自身が納得の行く演出をしてくださいね。
シャボン玉を上手に使って、ステキな結婚式の演出を!
結婚式の演出としてシャボン玉を使う方法と注意点について、ご紹介しました。
シャボン玉を使うだけで、その場の雰囲気が幻想的でロマンティックなものになります。
結婚式で、新郎新婦様はヒーローとヒロインです。
ぜひその世界にしたって、ステキで思い出深い1日を過ごしていただきたいと思います。
プルモーでは、そんなお二人の思い出に残る結婚式のお手伝いをさせていただきます。
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