結婚式を控えたカップルは、ご自身達のドレスやタキシード選び、席次やお料理に演出はどうするかなど。本当に多くのことを考えて決めていかなければいけないので、大変ですよね。
それでも妥協はしたくない…だって、一生に一度の結婚式だから!そう思っているカップルの皆様。ぜひテーブルコーディネートもバシッと決めて、ワンランク上のセンスの良いお式を目指しませんか?
今回は結婚式のテーブルコーディネートを決める際にどのように決めるか、またコーディネート事例について、ご紹介していきたいと思います。
結婚式のテーブルコーディネートはどう決めればいい?
一言でテーブルコーディネートと言っても、どうやって決めたら良いのか悩みますよね。
結婚式会場のプロの方達にお任せしてしまえば、まとまりのあるコーディネートに落ち着くことができると思いますが、ご自身達でもアイディアを出して更にワンランク上のコーディネートを目指してみましょう!
そのためには、どんなポイントから考えていけば良いのでしょうか。
その1.テーマを決める
まずはテーマを決めましょう。このテーマとは、テーブルコーディネートだけではなく、結婚式全体のテーマとして考えていただいて結構です。
結婚式全体のテーマに沿って考えられてたものは、テーブルコーディネート以外の演出にしても、すべて合わせて統一感のある、まとまった素敵なお式となることでしょう。
テーマの決め方に関しては、結婚式をあげる季節(春なら桜、夏なら海、秋なら紅葉、冬ならクリスマス…など)で考えてみたり、ご自身が好きなもの(ディズニー、スィーツなど)で考えるケースが多いようです。
その2.カラーを決める
続いてはメインカラーを決めましょう。こちらは、先に決めたテーマに沿ったカラーにしていただくと、より統一感が出ると思います。
選んでいただいたテーマによっては、すでにカラーが決まってしまうものもあるかもしれませんが、もしテーマに沿ったカラーが思い浮かばなくても、ご自身が好きな色などでメインとなるカラーを決めてください。
メインとなるカラーが決まったら、サブカラーとして他に2~3色ほどご検討いただいてもよいと思います。ただし、基本としては色の組み合わせは3色以内に収めていただくことをオススメします。
3色以内であれば、コーディネート的にはしっくりと落ち着いた雰囲気を保つことができます。
とは言え、サブカラーまで決めていただくことは必須ではありません。メインカラーだけでも、色の濃淡やウエディングカラーであるホワイトを折り入れることで、おしゃれな色の組み合わせを工夫することができます。
その3.イメージを決める
最後にイメージを想像してみましょう。
ここで決めるイメージは、とても大雑把なもので構いません。「キュートな感じ」「エレガントな感じ」など、大まかなイメージを決めておくとコーディネートを考えるときに方向性を見失くことなく比較的スムーズに進めることができるでしょう。
次からご紹介するコーディレート事例では、このイメージに沿ってご紹介していきたいと思います。
結婚式のテーブルコーディネート事例
続いて、実際のテーブルコーディネート事例をご紹介していきたいと思います。
エレガントなコーディネート事例【紫×黒】
最初にご紹介するのは、エレガントなテーブルコーディネート事例です。カラーとしては【紫×黒】の組み合わせになります。
紫色のナプキンに、テーブルクロスは黒と白のチェック柄…なんて組み合わせだと、まるで不思議の国のアリスのような、ちょっとメルヘンチックながらもエレガントなコーディネートになることでしょう。こちらに、テーブルに置くお花に赤を差し色として施せば、さらにグッと大人っぽさが醸し出されることと思います。
エレガントなコーディネート事例【ネイビー×ブルー】
続いてご紹介するエレガントなコーディネートカラーの組み合わせは【ネイビー×ブルー】です。
ネイビーとブルーは同じ属性の色の組み合わせになりますが、色の強弱を上手に利用することで、落ち着いた大人の雰囲気のコーディネートにまとめることができます。
テーブルクロスやナプキンをネイビーと白のストライプにすれば、マリンっぽさが生まれて、夏の結婚式にぴったりではないでしょうか。
エレガントなコーディネート事例【グレー×グリーン】
次にご紹介するのは【グレー×グリーン】の組み合わせです。
こちらの色の組み合わせは、一見すると落ち着いた雰囲気が強調されすぎてしまう可能性がありますが、上手にまとめれば初夏のような爽やかさを演出できる組み合わせになります。
グリーンは、テーブルフラワーに用いる生花の緑と組み合わせることで、結婚式のお二人のフレッシュ差を演出することができるでしょう。
どちらの色も、濃すぎずに柔らかい雰囲気を醸し出す濃度でご利用いただくことをオススメします。
キュートはコーディネート事例【ピンク×クリーム】
続いてはキュートなテーブルコーディネート事例について、ご紹介します。
可愛いカラーの代名詞と言えば、やはりピンクですよね。こちらのピンクにクリーム色を織り交ぜることで、程よい甘さに中和することができます。
ピンクばかりですと、子供っぽくなりすぎるのではないか…とお考えの方には、ぜひオススメしたいカラーの組み合わせです。
キュートなコーディネート事例【水色×淡い紫】
一昔前は青や水色と言えば男子の要素が大きかったですが、最近では水色は女性にとても人気があるカラーですね。
可愛いのは好きだけど、乙女チックすぎるのはちょっと…と思う神父様には、ぜひ水色を取り入れたカラーセレクトをオススメいたします。こちらの水色に、淡い紫を差し入れることで、すこし大人っぽさをプラスします。
例えば、ナプキンは水色にしてナプキンリングや席次カードを淡い紫にしてみる…なんて感じに取り入れてみるのはいかがでしょうか?
キュートなコーディネート事例【ピンク×ピンク】
キュートなコーディネートとして最後にご紹介するのは【ピンク×ピンク】です。
こちらは可愛い色と可愛い色の組み合わせですので、行き過ぎてしまうとちょっと落ち着きのないコーディネートになってしまいます。そこは品よくまとめてみたいもの、色の濃淡を使って上手なコーディネートにチャレンジしてみてください。
コーディネート内に、例えばお花や席次カードに張るシールなどに赤や紫をワンポイント差し色として入れると、多少落ち着きのあるコーディネートにまとめることができます。
テーブルコーディネートに、さらにワンポイントアイテムを!
テーマカラーに沿ったコーディネート組み合わせ事例をご紹介しましたが、さらにテーブルコーディネートを素敵に演出するアイテムについても、ご紹介していきたいと思います。
決して目立つものではありませんが、そのアイテムひとつでテーブルの印象はガラリと違ったものになることでしょう。
席次をちょっと一工夫
ゲストの皆様のお席に置く席次。ゲストの皆様も、この席次でご自身のお名前を見つけることで、結婚式を実感しちょっとホッとするものです。
こちらの席次をロゼットにして、ちょっと一工夫…なんてコーディネートアイテムはいかがでしょうか?
ロゼットとは、胸につける小型で勲章のような形をしたブローチです。このロゼットを席次にして置いておき、結婚式の最中はゲストの皆様に付けていただくのです。
席次として一工夫されていると同時に、結婚式の最中に身に着けていただければ、両家の親族やご友人通しでもお名前がすぐに分かって交流を広げることができるのではないでしょうか。
メニューに一工夫
結婚式の楽しみでもあるお料理。このメニューもテーブルコーディネートに一役買うアイテムとして活用することができます。
メニュー表の紙をトレーシングペーパーにして、透け感のある大人っぽい雰囲気を醸し出したり。手書き風の文字にして、親近感をプラスしたメニューにするなど、色々工夫することができます。
メニューは紙の種類だけではなく、形や色、記載する文字の書き方においても、ご自身のアイディアを手軽に生かすことができるアイテムです。
ぜひ上手に活用していただければと思います。
テーブルコーディネートでワンランク上の結婚式を!
結婚式のテーブルコーディネートについて、ご紹介しました。
このようなテーブルセッティングひとつを取っても、結婚式では新郎新婦お二人のセンスが発揮されます。ゲストとしてお越しいただく皆様にも喜んでもらいつつ、主役である新郎新婦様にもぜひ納得の行く結婚式を行っていただきたいと願っております。
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