結婚式の定番時期と言えば6月のジューンブライドですが、他の季節もそれぞれ良いものです。春は暖かな始まりのイメージがあり、夏は躍動感と爽やかさが魅力です。秋はほんわかとしたぬくもりに包まれるような雰囲気で、冬は幻想と神秘的なイメージがあります。
日本は四季の国でもありますから、これらの四季折々の良さを感じつつ、結婚式を行うのもとてもステキですよね。そんな四季の中で、今回は冬に行う結婚式に注目して、ご紹介していきたいと思います。
冬ならではの演出方法や、冬に結婚式を行う際の注意点・ゲストへのおもてなしポイントなどをご紹介していきます。冬の結婚式を予定されていらっしゃるカップルは、ぜひご参考ください。
真冬の結婚式・テーマを決めよう!
せっかくの結婚式ですから、ゲストのみなさまにも楽しんでもらいつつ、「ステキな結婚式だったね」と思っていただきたいですよね。
その上で、新郎新婦お二人の想いを目一杯詰め込んだ、思い出深いお式にしたいものです。とは言え、楽しさや思い入ればかりを優先させてしまっては、統一性の無い、なんとなく落ち着きのない結婚式になってしまいます。
その様な状況を避けるために、結婚式のテーマを決めてみるのはどうでしょう?テーマを設けることで、その他の演出も統一感をもった、まとまりのあるお式になります。
冬に結婚式をあげるのですから、テーマも冬にちなんだものにしてみるのはいかがでしょうか?例えば一例として…
- 氷
- 雪
- 暖炉
- バレンタイン
- クリスマス
- お正月
など。
和風のお式にしたいのであれば、「お正月」「振り袖」などもあげることができるかと思います。
もしテーマが決めづらいのであれば、イメージカラーを決めるという方法で統一感をもたせる方法もあります。
冬にちなんで「赤」「グリーン」「水色」など。結婚式会場をイメージカラーでコーディネートすると、ゲストからも一目置かれるとてもステキな会場になることでしょう。
ゲストのみなさまにも、ハンカチやコサージュなど、持参していただく小物をイメージカラーでなにかひとつ、身に付けていただくようにお願いしても良いですね。
真冬の結婚式・オススメ演出
冬をイメージして、オシャレでステキな結婚式を演出しちゃいましょう!
オススメ演出その1.テーブルコーディネート
各ゲストのテーブル演出に用いる小物に、松ぼっくりや柊などの冬を連想させる植物を活用してみてはいかがでしょうか?これらの植物を活用することで、自然の温かみを感じることができ、アットホームな雰囲気を演出することができます。
また、キャンドルを飾り付けるのも、冬っぽさと温かみがあってステキですね。キャンドルの火が心配であれば、今はLEDタイプのキャンドルもありますので、上手に活用してみてください。
オススメ演出その2.ウェディングケーキ
ウェディングケーキは、ケーキ入刀時にゲストが一斉に注目する重要なポイントアイテムです。このウェディングケーキも冬っぽく演出してみてはいかがでしょうか。
ケーキは白い生クリームを使用したタイプが多いかと思います。それだけでも冬っぽいイメージですが、さらに周りのデコレーションを雪の結晶や雪だるまにしてみたり、雪に見立てた綿あめをトッピングする…など更に一工夫してみるとよいでしょう。
ウェディングケーキ自体をクリスマスツリーに見立てて、ゲストの皆様にクッキーやマシュマロなどを少しづつトッピングしてもらう…なんて演出もステキですね。
オススメ演出その3.ブーケや衣装
花嫁のウェディングドレスは、結婚式でもっとも注目を集めるアイテムです。真っ白なウェディングドレスはそのままでも、冬にマッチしてとてもステキです。
他に「長袖のウェディングドレス」や「ファーのケープやストール」などで、さらに冬らしい演出をプラスしてみてはいかがでしょうか。
冬ならではのウェディングドレスに包まれた新婦は、神秘的な雰囲気とともにきっとステキな花嫁様になることでしょう。
また、花嫁が持つブーケも冬の花を活用したもので作成してみるのも良いですね。
ポインセチアやアマリリスなど、暖色系の華やかなお花を活用すれば、挿し色となってパッと印象深い明るいイメージとなることでしょう。
クリスマスローズやアネモネ、カラーなどの白いお花は、さらに冬らしさを醸し出し、花嫁さんの清楚なイメージを引き立たせる絶好のアイテムになることでしょう。
新郎様の胸に刺すお花とリンクさせるのも良いですね。
オススメ演出その4.ウェルカムドリンク
ゲストをお迎えする際に準備するウェルカムドリンク。こちらを温かいお飲み物にして、ゲストをお迎えしてみてはいかがでしょうか。
カフェラテやホットココアなどは、年齢問わず美味しく召し上がっていただけるウェルカムドリンクです。大人の方用には、ホットワインも良いですね。
寒い中、会場までお越しいただいたゲストに温かいお飲み物でホッと一息ついていただく演出は、心身ともにゲストを温めることができるでしょう。
オススメ演出その5.ライスシャワーをアレンジ
挙式が終わって新郎新婦がゲストのみなさまの前に姿を表す時に行うライスシャワー。
現在はライスシャワー以外にも「バブルシャワー(シャボン玉)」や「フラワーシャワー(お花)」など、他の演出方法があります。
これを冬っぽいもので行ってみるのはいかがでしょうか。
オススメは「フェザーシャワー」です。
フェザーとは「羽」、真っ白な羽を雪に見立てて新郎新婦に降り注ぐのです。
羽の中に、雪の結晶を型どった銀色の紙を混ぜて一緒に巻いても良いですね。
真冬の結婚式・おもてなし
寒い中、わざわざ結婚式会場へと起こしいただいたゲストの方に、冬だからこその心配りをしていきたいものです。
ここでは真冬の結婚式ならではの、ゲストに対するおもてなしの方法をいくつかご紹介します。
ゲストへのおもてなしその1.受付でカイロを準備
受付では記帳をお願いすることになりますが、寒い中ご来場いただいたゲストの中には、手足が冷えて上手にペンが持てない…なんて方もいらっしゃることでしょう。
まずは会場に入って頂く前の受付の段階で、この寒さを少しでも和らげていただきましょう。
受付に使い捨てカイロをおいて、ゲストの方にご利用いただきます。
結婚式会場に使い捨てカイロは似つかわしくない…と思う際には、カイロを入れる袋も準備しておくと良いでしょう。
カイロを入れる袋は、簡易的なもので大丈夫です。
ただ、せっかくですので結婚式のテーマにあったカラーリングなどの物をお渡しできると良いですね。
ゲストへのおもてなしその2.女性ゲスト席にはブランケット
女性ゲストの中には、パーティードレスで起こしいただく方が多数いらっしゃいます。
パーティードレスは薄手の物が多く、またスカートタイプの場合には足も冷えてしまいます。
そんな女性ゲストのために、お席にひざ掛けとして使えるブランケットを準備しておくと良いでしょう。
ゲスト席の背もたれに掛けておいても良いのですが、活用されない場合も考えて、できればブランケットを入れておけるケースを足元など、お席の近くに配置しておくことをオススメします。
ブランケットが入っていたケースは、ブランケットを取り出せば荷物置きとしても利用できますので、何かと荷物が多い女性ゲストには喜ばれるのではないでしょうか。
ゲストへのおもてなしその3.セレモニーはできれば屋内で
ブーケトスやライスシャワーなど、結婚式では外で行われるセレモニーが多いかと思いますが、真冬の場合には屋内で行うセレモニーも考慮することをオススメします。
外は寒い…ということもありますが、突然の天候不良でせっかく考えていたセレモニーを実施することができなかった…なんてことになっては、せっかくの思い出にちょっとした後悔が残ってしまいます。
ゲストのみなさまにも寒い思いをせずに過ごしていただくことができる、屋内でのセレモニーをご検討いただければと思います。
ゲストへのおもてなしその4.タクシーチケット
遠方からお越しいただいたゲストには、”お足代”として交通費をお渡しすることは慣例の一つですよね。
それ以外に真冬の結婚式の場合、会場から最寄りの公共交通機関まで多少距離がある場合には、タクシーチケットを準備することを考えておくとよいでしょう。
「せっかく来てくれたのに寒い思いをしてほしくない」という新郎新婦からの心遣いは、ゲストの方にも暖かく響くことでしょう。
もし大人数で、帰る方角も決まっている場合などは、貸切バスでも良いかもしれません。
貸切バスの場合には、結婚式会場の方でバスを所有している場合もありますから、ウェディングコーディネーターさんに相談してみるとよいでしょう。
真冬の結婚式をステキな思い出に!
真冬の結婚式でのオススメ演出方法ならびにおもてなしアイディアについて、ご紹介しました。
冬の結婚式は、幻想的でロマンチックなイメージがありますが、実際に行ってみると天候が崩れやすかったり、屋外でのセレモニーに一部制約が出てきてしまったりと、色々気を遣わなければいけない場面がでてきます。
とは言え、新郎新婦お二人の配慮とアイディアしだいでステキなお式にすることができます!ぜひ、今回ご紹介した演出やおもてなしのポイントをご参考に、思い出に残る結婚式を考えてみてくださいね。
プルモーでは、そんなお二人の結婚式のお手伝いをさせていただきます。
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