結婚式を控えて、アレコレと頭を悩ませているカップル。「もう大変だよ~」と言いながら、その幸せオーラは隠せないですよね。
確かに結婚式の準備は大変です。色々考えなくてはいけないですし、準備する物も色々あったりして。そんなお2人に、演出のヒントになるアイディアをいくつかご紹介させていただきたいと思います。
今回ご紹介するのはちょっと珍しい演出アイディアです。感動するような演出から、ちょっとクスってしてしまう面白い演出まで。
どうぞご覧ください!
珍しい結婚式演出その1.プレゼントトス
ブーケトスは結婚式の演出として、定番中の定番ですよね。
投げられる花嫁のブーケを、ゲストの独身女性が集まって誰がゲットできるか競うセレモニーですが、このセレモニーは参加できるゲストが限定されてしまいます。
プレゼントトスでしたら年齢性別問わずどなたでも参加できますし、大変盛り上がる演出です。
プレゼントトスはブーケの代わりにプレゼントを投げる(トス)するのですが、投げるものは1つと限らずいくつか投げてもかまいません。
使用するプレゼントもカップルによって様々です。キャンディをブーケに見立てたものや、一攫千金を夢見てスクラッチカードやカップラーメンなど。プレゼントから、新郎新婦の個性を感じることができますね。
珍しい結婚式演出その2.ワンモアチアーズ
「ワンモアチアーズ」とは、あまり聞き慣れない演出だと思います。別名「セカンドチアーズ」とも言うこちらの演出は、お式の最後にもう一度全員で乾杯しよう…という演出です。
一般的な披露宴では、終盤に新郎の挨拶を行った後に新郎新婦が退場して終了…かと思います。この退場前に会場全員で「チアーズ!」と言いながら、乾杯をするのです。
日本では「一本締め」という演出がありますが、その代わりに乾杯する…というイメージです。あまり馴染みのない演出ですが、欧米ではとてもポピュラーな演出なんだとか。
お式の最後を会場全員の笑顔で締めくくる、とてもステキな演出ですね。
珍しい結婚式演出その3.リングドローン
教会式や人前式の時に、新郎新婦に結婚指輪を運んでくれるリングボーイ&ガール。このリングボーイ&ガールの代わりにドローンに運んでもらうという、いかにも現代っぽい演出です。
リングピローもしくは小さいカゴに入れた結婚指輪を、ドローンが運んでもらうのです。壇上で待つお2人の前には小さい式台があり、そこに向かって進んでくるドローン。
式場を少し暗転することができれば、ドローンにLEDを付けて光らせながら飛ばして更に演出効果アップを測っても良いですね。
ドローンを操縦していただくのはゲスト席に紛れていただいても良いですし、新郎新婦のお2人が操縦するというのも面白いのではないでしょうか。
珍しい結婚式演出その4.水合わせ
古くからある「水合わせの儀」は、北陸地方で伝わる結婚式イベントです。
他の地方ではあまり耳慣れないと思いますので、日本での伝統を重んじつつ他地域では珍しい演出として執り行うことができるでしょう。
水合わせの儀は、花嫁が嫁ぎ先の玄関に一礼しながら入り、一升ますの中に入っているお酒を飲み干します。そして側にいるご媒酌婦人に盃を渡し、ご媒酌婦人は盃を叩き割る…というものです。
これは「水は一度交わるとけっして分けることはできない」という意味があり、花嫁が玄関で杯のお酒を飲み干すのは「一生この家の水を飲む」という意思を表し、盃を叩き割る行為は「もう帰ることは無い」という様子を表していると言います。
この水合わせの儀を、現在の結婚式では様々な形にアレンジして演出しています。例えば、2人で同じ植樹に水を注いだり、キャンペンタワーの演出のひとつとして取り入れたり。
新旧の良さを生かした演出を考えてみるのは、とてもステキですね。
珍しい結婚式演出その5.新郎新婦の取扱説明書
巷で一昔前に流行った「◯◯型の取扱説明書」という本をご存知でしょうか?
電気製品には必ずついている取扱説明書を、電化製品では無く人に置き換えたものですが、特徴を捉えて”あぁ~、あるある(笑)”と多くの人が思わず納得してしまったことでしょう。
結婚式では、そんな取扱説明書を新郎新婦のお2人用に作成するのです。結婚式のゲスト席に、新郎新婦に関する質問を書いておきます。
例えば「新婦の機嫌が悪い時に有効なご機嫌取りの食べ物は?」「新郎には◯◯を与えておけばご機嫌」など。式の序盤でこの紙を回収し、中座後の再入場時にこのエピソードを読み上げられながら新郎新婦が入場します。
聞いているゲストのみなさんも思わず「クスッ」としてしまう取扱説明書が出来上がるかもしれません。お2人にとっても意外なお互いの特徴が分かるかもしれませんね。
珍しい結婚式演出その6.ライブお色直し
新郎新婦のお色直しは、中座してそれぞれ控室に持って着替え・メイク直しを行います。ライブお色直しはゲストの目の前でやっちゃおうという、とても斬新な演出です。ご友人に美容師さんがいらっしゃれば、さらに臨場感あふれる演出となることでしょう。
中座したと思った新婦がケープ姿で再登場。ゲスト席から立ち上がったご友人が、新婦のヘアメイクを一気に仕上げていきます。時間的余裕があれば、ロングヘアをミディアムヘアにカットしてしまうライブヘアカットも斬新です。
最後にヘアアクセを新郎にセットしてもらって完成…なんて、ステキな演出ではないでしょうか。中座の時間も短縮することができ、ゲストを飽きさせることが無いのも大きな利点ですね。
珍しい結婚式演出を行う際の注意点とは?
珍しい結婚式は定番の結婚式演出と差別化することができ、新郎新婦のこだわりを感じられる点も、とても魅力的です。
とは言え、何をやっても良いのか…と言えるわけではありません。
ここでは珍しい結婚式演出を行う際の注意点をご案内させて頂きます。
奇をてらい過ぎない
珍しい結婚式と言え、あまりにも奇をてらい過ぎると一部のゲストとの温度差が生じてしまう可能性が…。
まるで一部の人達だけ盛り上がる「内輪受け」のような結婚式になってしまっては、せっかくお呼びしたゲストが不快な気持ちを持ってしまいかねません。
結婚式のゲストは、小さいお子様からご年配者まで、幅広い年齢層の方が参加されることが想定されます。
また、会社の上司や取引先などビジネス関係のゲストもいらっしゃるかもしれません。
結婚式はあくまでフォーマルな場であることを忘れずに、ゲストの方全体的に配慮した演出を心がけるようにしましょう。
ゲスト参加型の演出を取り入れすぎない
ゲスト参加型の演出は、会場に一体感が生まれとても盛り上がります。
とは言え、次から次へとゲストが参加する演出をいくつも用いいると、ゲストも疲れてしまいます。
また、偏ったゲストのみ参加する形になってしまっても、場の空気を悪くしてしまいます。
ゲスト参加型の演出を盛り込みたい場合には、時間配分・タイミングなどを十分に考慮し、ゲストに負担にならない演出を心がける様にしましょう。
演出時間・演出回数に注意
演出が少ない結婚式はメリハリが無く寂しいものですが、だからと言って多すぎるとバタバタとした慌ただしい印象だけが残る結婚資金いなってしまいます。
結婚式の時間が約2時間だとすると、適度な演出回数は3回から5回。
演出だけでは無く、ゲストがゆっくりできる自由時間も30分程度確保することを心掛け、演出には笑いだけでは無く感動できるシーンも1つ盛り込むと良いでしょう。
そうすることで、ゲストも余裕と緊張のバランスが適度にある、心に残る結婚式となることでしょう。
珍しい演出で心に残る結婚式を!
珍しい結婚式演出アイディアならびに注意点について、ご紹介しました。
珍しい演出は人との差別化も測れますし、ゲストの印象にも残りやすく、思い出深い結婚式になることでしょう。
とは言え、行き過ぎるのは何事に関してもよくありません。
結婚式演出についても、珍しいながらも結婚式はフォーマルな場であることを念頭に置きつつ、検討していきましょう。
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