結婚式の演出は、定番のものから奇をてらった印象的なものまで様々です。
演出ひとつをとっても新郎新婦のお人柄を表しているようで、参加するゲスト側としてはとても楽しみですよね。
演出を考える主催側としては、なかなか気を抜けないところですので、より印象に残る面白い演出はないか…と頭を悩ませているかもしれません。
今回は、結婚式を盛り上げる面白い演出をご紹介します。定番の演出もちょっと一工夫…というような演出方法もご紹介しますので、ぜひご参考くださいね!
結婚式の面白い演出【登場シーン編】
新郎新婦のお2人が登場するシーンは、ゲストの視線がもっとも集まる場面です。
ここでインパクトを与えたい!…と思うお2人には、下記のような登場の方法はいかがでしょうか?
お姫様抱っこ
本来であれば新郎が新婦を抱っこして登場するかと思いますが。
新郎がご自身のお母様をお姫様抱っこしながら登場したら…きっとゲストのみな様も大変驚かれることでしょう。
その後、新婦はお父様と腕を組みながら後に続けば、ご家族間での良好な関係性を伺える一場面となるのではないでしょうか。
人力車やポニーに乗って登場
人力車やポニーなど、なにかに乗っての入場はインパクト大の演出方法です。
ガーデンウェディングでしたら、背景の雰囲気もともなってまるで物語のワンシーンのような演出も可能でしょう。
式場でそのような乗り物類を利用可能であるかどうかは、式場によって異なりますので事前に確認することをオススメします。
歌いながら(踊りながら)登場
歌声には自信がある…そんな新郎新婦にオススメの登場方法です。
マイク片手に歌いながら登場した2人に、ゲストの方も驚かれることでしょう。もしくは「あ、いつも聞き慣れた歌声が!」なんて思うゲストの方もいらっしゃるかもしれませんね。
歌と一緒にダンスを加えたら、さらにインパクト大の登場シーンとなるでしょう。
巨大バルーンの中から登場
風船は会場を装飾するといった使い方はあるかと思いますが、風船の中から新郎新婦が登場したらビックリするのではないでしょうか。
新郎新婦が入場するであろうと、ゲストが入り口の扉に目を向けるも、そこにあるのは大きな風船。
不思議に思っていると突然風船が破裂し、破裂した中からは新郎新婦の2人が登場…なんて、まるでイリュージョンみたいですよね。
とてもインパクトが残る演出方法です。
ビッグクラッカーで派手に登場
視覚だけでは無く、聴覚に対してもインパクトを与えるのがビッグクラッカーを使った登場です。
新郎新婦のお二人が登場とともに抱えているクラッカーをゲスト席に向けて、一気に発射!
そうすると、中から色鮮やかなテープや紙吹雪が舞い、会場が一気に華やいだ雰囲気になります。
かなり大きな音がするビッグクラッカーですので、小さいお子さんや赤ちゃんにはビックリしすぎないように配慮が必要かもしれませんね。
結婚式の面白い演出【挙式編】
結婚式の演出と言えば、主に披露宴の場での催しが想定されますが、挙式でもちょっとした一工夫をしたいもの。
ここでは挙式での面白い演出をご紹介します。
結婚指輪を運ぶのは愛する…?
結婚指輪を運ぶ役割を果たすのは、小さいお子さん「リングボーイ・リングガール」が一般的ですが、こちらの役をご自身の愛犬、いわゆる「リングドッグ」で行うのはいかがでしょうか。
バージンロードを歩くのは、いつもよりお召かしした可愛い愛犬。
そんな愛らしい姿に主役のお2人だけでは無く、参列しているゲストの方達もほっこりとすることでしょう。
結婚指輪は取っ手のついたカゴに入れたり、リングピローに乗せてそれを愛犬の体にくくりつけるなどして、指輪を運んでもらいましょう。
いつもと異なる環境で、ワンちゃんがビックリして上手に指輪を運ぶことができなくなってしまうかもしれません。
その様な場合には、事前にご家族や犬好きのゲストにサポートをお願いしておくと、スムーズに進めることができるでしょう。
新郎に最後のお世話を…ジャケットセレモニー
いままで色々と我が子のお世話を焼いてきてくれたご両親。
これは新郎に最後の身なりのお世話をしてもらうというもの。
新婦の「ベールダウン」は挙式セレモニーの定番中の定番ですが、こちらのジャケットセレモニーはその新郎版になります。
ベスト姿で登用した新郎に、バージンロードを歩く前にジャケットをご両親の手できせてあげるというものです。
これには最後の身支度をしながら「幸せになってね」と送り出す、ご両親の温かな気持ちを表したセレモニーです。
誓いのキスの代わりに…
挙式の最大イベントである「誓いのキス」。
でも、実際には家族やゲストの前でキスをするのはとても照れくさい…そんなカップルもいらっしゃることでしょう。
そんな誓いのキスの代わり「誓いの靴」はいかがでしょうか?
こちらの演出は、まるでシンデレラの物語の中で王子様がシンデレラを見つけ、ガラスの靴を履かせてくれるシーンを模したものです。
新婦の靴を新郎が履かせてあげるというもの。
「これから僕と一緒に歩いていってください」という意味も込められるこちらの演出は、人前式などの比較的自由でカジュアルな演出を取り入れやすい挙式でオススメです。
結婚式の面白い演出【セレモニー編】
こちらでご紹介するのは、披露宴でのセレモニーでの演出になります。
ちょっと目線を変えた演出は、きっとゲストのみなさんの記憶にも残ることでしょう。
ぜひ思い出深い結婚式にしてください。
ゲストが撮影してくれた写真をそのまま上映!
今やスマホを誰しもが持っているアイテムの一つです。
結婚式での写真撮影も、ほとんどの人がスマホを使って撮影するシーンが多く見受けられます。
このスマホを使って、ゲストの人達が撮影した写真を即会場に映し出す…というのはいかがでしょうか?
ゲスト席もしくはメッセージカードなどに、QRコードを掲示しておき、撮影した写真をそのQRコードまで送信してもらいます。
会食の合間などに会場に準備したプロジェクターにそのまま映し出すと、とても臨場感ともなうステキな映像になることでしょう。
BGMもつけて映像を流していただければバッチリですね!
パパ同士の親睦も深まる!?
幼馴染や以前からの知り合いということであれば話は別ですが、新郎新婦のお父様同士でというのは、以降になってもなかなか接点を持たないものです。
そこで披露宴でお父様同士が近づく演出を取り入れてみるのはいかがでしょうか。
とは言え、男性同士ですからなにか勝負をするようなものだと盛り上がりますね。
手軽な方法としては、腕相撲なんていかがでしょうか?
花婿と花嫁の父親対決は、きっとゲストも親族もともに盛り上がる演出となることでしょう。
Wedding版タイムカプレセル「ウェディングボックスセレモニー」
こちらの演出は、数年後のお2人にご自身達が贈り物をするというものです。
木箱の中に、双方からお互いに書いた手紙とワインを入れ、釘でフタをします。
その木箱を開けるのは10年後?25年後??…お2人が決めたタイミングで開けるのです。
開けた時に一緒にワインを飲みならが手紙を眺め、結婚式当日を思い出すなんてとてもステキですね。
この演出は、日本ではまだ珍しいですが海外では人気の演出です。
未来を想像する演出を、ぜひご検討ください。
面白い演出で人とはちょっと違った結婚式を!
如何でしたでしょうか?ちょっと人とは違う、面白い結婚式の演出をシーン別にご紹介しました。
人とは違う結婚式をしたいと考えながら、時間や会場の制約から、なかなか実現しない場合もあります。今回ご紹介した内容は、さほど大掛かりな準備はいらず実現できる演出内容ばかりです。
愛犬をリングドッグに…などは、事前に可否の有無を確認する必要がありますが、その場でプランナーさんに相談しながら勧めていただければと思います。
プルモーでは、そんなお二人の思い出に残る結婚式のお手伝いをさせていただきます。結婚式・イベントで使えるプロ仕様の演出機材のレンタルを行っております。
具体的なレンタルの可否のご確認から、実現したいアイディアのご相談まで、どうぞお気軽にご相談ください。