最近では親睦の意味を込めた飲み会を含めて、社内イベントへの参加を渋る人も少なくないと耳にします。ですが、社内イベントは活性化など様々なメリットがあるのです。
今回は社内イベントを行った際のメリット、ならびにオススメの社内イベント企画をご紹介したいと思います!
社内イベントを行うメリットは?
「会社の人と勤務時間外まで付き合う気はないから…」「社内イベントに参加しても、お給料に反映されないんでしょ?」なんて、現実的なネガティブメッセージも聞こえてくるのではないかと思いますが、実は社内イベントを実施することで思わぬ効果が期待できるのです!
社内イベントを行うメリット①社内のコミュニケーションが活性化される
社内イベントを実施するもっとも大きな目的は、社内のコミュニケーションを測るためです。社員数が多い企業であれば、同じ会社とは言え、普段電話口でしか話したことがない人や顔も知らない他部署の上司…なんてこともあることでしょう。業務に関係しないのであればそれでもかまわないかもしれませんが、実際には仕事でかかわる必要性が高いことが多いものです
社内イベントを通して、普段顔を会わせない人とも交流を深めることができれば、今後の業務上でプラスに働くメリットが考えられます。
知っている相手かどうかによって業務内容に差が出てくるということがあってはいけませんが、円滑なコミュニケーションを測ることができれば、業務効率が上がるということは当然と言えるのではないでしょうか。
社内イベントを行うメリット②モチベーション向上が期待できる
大人になると働くということは、日常生活の大切な一部です。会社に通勤して業務をこなし…という生活をしていると、そのような生活に変化を感じることができず、少し変化が欲しいと思う時もあるのではないでしょうか。
そうなると、モチベーションを保つことは難しく、なんとなく惰性で業務をこなしてしまう…なんてことになり兼ねません。
社内イベントはそんな日常のちょっとした変化をもたらします。個人的なモチベーションアップだけではなく、一緒に働く人とともにその変化を楽しめる社内イベントは、全体的なモチベーション向上にもつながりやすいのです。
社内イベントを行うメリット③チームワークの向上
会社はひとつの組織です。組織として動きつつ成果をあげていくためには、社員一同が同じ方向を向いて進んでいく姿勢がベストと言えます。社内イベントを行うことで社員同士のつながりが強くなり、全体的なチームワークのアップが期待できます。
社内イベント内容によって、さらにチームワーク向上を狙うことができる内容もあります。そちらは追ってご紹介していきたいと思います。
オススメ社内イベントを目的別に紹介!
一言で社内イベントと言っても、目的によってさまざまなイベント内容があります。こちらでは、その目的別でオススメの社内イベント内容を紹介していきたいと思います。
オススメ社内イベント【慰安目的】
日頃の労働を疲れを癒す、精神的にホッとした時間を設けてまた改めて業務に向き合う活力を付けてもらう。そういう慰安目的で行われる社内イベントで代表的なのは「社員旅行」です。
新型コロナウィルスの影響で社員旅行だけではなく、国内・海外あわせて旅行は全国的に敬遠されがちでしたが、現在は徐々に以前の状況に戻りつつあります。あらためて旅行を計画する方も増えてきましたので、社員旅行も計画されてみることをオススメします。
慰安目的の社内イベントとしては、他にも「飲み会」があります。こちらもここ数年実施するには憚れる状況化ではありましたが、気軽に行えるイベントとして検討されてみてはいかがでしょうか。
オススメ社内イベント【親睦目的】
社内のコミュニケーションアップを測る、チームワーク向上につながる親睦目的の社内イベントととしてオススメなのが「スポーツ大会」です。体を動かすこおうとはちょっと苦手…という方もいらっしゃるかと思いますが、そのような方は応援側に徹していただいても盛り上がる社内イベントになります。
卓球やテニスなどの個人競技も良いですが、チームワークを測るならバレーボールや野球といった団体競技をオススメいたします。年代などを気にせずに取り組むなら、大運動会として色々な競技を行っても良いですね。ただし、くれぐれもケガには気を付けていただきたいと思います。
スポーツ大会以外にも、先にご紹介した「社員旅行」も親睦を深めるには適した社内イベントです。社員旅行で親睦を深めるためには、何人か集団で行うアクティビティや全体参加の夕食会などを旅行日程の中に取り入れていただくことをご検討いただくと良いのではないでしょうか。
オススメ社内イベント【知識向上】
仕事を進める上で、知識はなにものにも変えがたい武器になります。業務に関する見解ならびに知識向上を測るための社内イベントは大変有意義なものになるのではないでしょうか。
舞台や美術館を観る「芸術鑑賞」やMBO(目標管理制度)やOJTといった「研修」、他にも「ワークショップ」などがオススメです。携わる業務内容によって取り組む内容が異なるかもしれませんが、研修後にその結果を報告しあうための全体講習があっても良いですね。
オススメ社内イベント【人格形成】
仕事を円滑に進めていくためにも、個々の人格形成は大変重要です。また、人格形成によって個人の意識が高まれば、実際の業務成績にも大きく関わってくる可能性があります。このような意識で行うイベントととしては「ボランティア」がもっとも手軽で即実施できる内容としてオススメします。
最初は地域のゴミ拾いなどから始めても良いと思います。有志で結成した音楽グループで老人ホームに慰安演奏に行く…など、様々な方法があることでしょう。
人格形成というとかなりおおごとのように聞こえますが、最初はできる範囲の簡単なことスタートすることが大切なのではないでしょうか。
社内イベントを行う際のポイントとは?
社内イベントは1人でできるものではありません。実際に行う時だけではなく、企画段階から多くの人が携わります。そのような点も踏まえ、社内イベントを成功させるために、しっかりとポイントを押さえて進めていきましょう。
社内イベントを行う際のポイント①予算を決める前に企画を考えよう!
社内イベントに限らず何かをやろうとすると、どうしても予算が関係するものです。 予算を考えずにイベントを企画することはできませんが、予算ありきで考えてしまうと有意義なイベント… というよりも、制限が先に立った企画内容になってしまいます。
社員にとって有意義なイベントを行うため、企画段階ではまず内容ありきで考えていただき、その後、予算を踏まえて調整していただくことをオススメします。
社内イベントを行う際のポイント②個人の自由度を考慮しよう。
社内イベントですので多くの人が関わる関係上、ある程度のルールや決まりごとは必要であると考えます。ですが、タイムスケジュールも含めてすべて制限された内容では、とても窮屈に感じてしまう参加者もいらっしゃると思います。
イベント内容にもよりますが、慰安目的や親睦目的のイベントはより自由度を重視したスケジュールと内容調整を心掛けるようにオススメいたします。
社内イベントを行う際のポイント③参加者にイベント目的をハッキリ伝えよう
社内での企画だから…と、流れで参加している人も少なくないかもしれません。また、楽しみにイベントに参加した人達でも、企画内容の主旨までしっかりと意識しながら参加している人はあまりいないのが現状ではないでしょうか。
イベントの目的を意識して取り組んでいただくために、参加者にはイベント本来の目的を事前にしっかりと伝えましょう。そうすることで参加者それぞれの取り組む姿勢も違ってきます。
イベントとは言え会社が携わる行事ですから、全体的な統制と秩序ももって挑んでもらうためにも、目的は全体認識として伝えておきましょう。
社内イベントを行う際のポイント④全員が楽しめるものを!
社内イベントを行う利点として社内のコミュニケーションと統一を測る目的があります。そのために、全員が前向きな気持ちで取り組んでいただくイベントであることを前提としていただきたいと思います。参加者全員が楽しめる企画内容を考えるようにしましょう。
とは言え、全員が同じ気持ちを持つのも難しいものです。せめてネガティブな感情を持たないように、もし「つまらない」と思う参加者がいた場合には、微調整しながら進めていけるように考慮しましょう。
イベントを成功させて、より一層活気のある企業を目指そう!
社内イベントを行う目的ならびにオススメイベントについて、ご紹介しました。社内イベントは成功すればより一層社内のつながりが強くなり、企業としてさらなる成長を望むことができます。
ぜひ成功させたい…と思う場合には、社内の人だけではなくプロの手を借りてイベント準備を進めていくこともご一考ください。プルモーでは、そんなイベントに関するお手伝いをさせていただいております。
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